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【キャンプレポート2004】柏、鹿児島県薩摩キャンプレポート(04.02.04)

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 昨日から厳しい寒さに見舞われた鹿児島地方。柏レイソルがキャンプ中の薩摩町も朝から雪がチラつく天気となった。

 今季のレイソルの春季キャンプは20日間と長い。池谷監督自身も「異例の長さじゃないかな…」と語るほどだ。それだけ時間をかけてチームが取り組むのは、90分間戦えるフィジカルを作ること。キャンプ前半はフィジカルトレーニングを中心に行い、それにともなってキャンプ後半に実践的な練習が組み込まれていく。

 午前中はグラウンドで軽く体を動かした後、カウンター・サイドからの攻撃などボールを使ったトレーニングを行なった。練習中は絶えず選手同士が声を掛け合い、見に来ていたファンの人も「誰がどこにいるのか良く分かる」というほどだった。ここにも池谷監督の目指す新生レイソルの姿が伺える。コミュニケーションを密に取るという意識は、練習以外の面でも、ホテルにリラックスルームを設け、いつでも選手間のコミュニケーションが取れるような工夫へとつながっている。

 今季仙台から移籍してきた山下選手は、「レイソルには大分馴染みました?」という質問に、「まだ馴染むまではいってないが、大分慣れた」と答え、続けてチームの印象を聞くと「レイソルは若いですね」と間髪いれずに答えが返ってきた。

 玉田選手も「俺の年齢で中堅になってしまうんだよね…」と苦笑いするほど、レイソルには若手が名前を連ねる。監督も「若手の台頭によってベテランもうかうかしてられないと思うだろうし、試合に出られるのは11人だけだから、その中に入るために若手・ベテランがお互いを刺激しあって高めあって欲しい」と若手の台頭に期待を寄せる。

 昨シーズンは年間順位12位と、思うような結果が出せなかったレイソル。「今季は直ぐに優勝を目指します!とは宣言しない。昨年が12位ということはその上にまだ11チームもいる。それを一つ一つ引きずりおろして、優勝を狙える状態になったところで目標として掲げたい。だから、今の段階では今季の目標ははっきり決めていない」とは池谷監督。

 直ぐに結果を求めず、ゆっくりと地場を固めていこうとするレイソルは、ベテラン・若手がお互いを意識しあい高めあうことによって、確実に優勝を狙うチームへと変貌を遂げるだろう。


2004.2.4 Reported by 柴田愛子
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