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【キャンプレポート2004】川崎F、宮崎県綾町キャンプレポート(04.02.06)

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 今季J2での優勝候補のひとつとして挙げられる川崎フロンターレは、宮崎県綾町でのキャンプ終盤を迎えている。

 この山々に囲まれたのどかな地でのキャンプは今年で6年目。午前中はボールを使ったトレーニングを中心に、午後からはフィジカルといった、ハードなメニューが今年も連日続いている。

 キャンプも10日目。そろそろ疲れが溜まる頃でもある。ただ、今のところ大きな怪我人もない。それに一役買っているのが、グラウンドから車で10分程のところにある、チーム宿舎の温泉。筋肉痛にも効き目があり、一日二回利用する選手もいるという。

 宿舎は4人部屋。宮崎県の綾町での合宿を開始した6年前は不満も上がったが、今では学生の時の合宿気分で皆一様に楽しんでいる。

 部屋割りは、選手の相性を考慮し、チームスタッフが三人をまず決定。そこに若い選手を一人ずつ入れていく。先輩に囲まれたルーキーの若い選手はさすがに最初は緊張する。だが、そこはプロ選手。あっという間に、先輩の冗談にも厳しいツッコミを入れるくらい成長するという。

 これに対し、後輩達に「ツッコミ」を入れられるのを密かに待っている選手もいる。移籍組の相馬選手だ。目下、チームメイト、特に若手選手の顔と名前を覚えることに奮闘中。「ようやくわかってきた」と胸を張る相馬選手だが、できればもう少しコミュニケーションを図りたいという。「もっとみんなにいじってもらって、若手からはツッコミを入れてきて欲しい。」温泉、部屋の中と、グラウンド以外でも自然と「話す」ことの多くなるこのキャンプ。相馬選手の希望が叶う日もそう遠くはないようだ。

 さて、今キャンプにはもうひとりの「ルーキー」がいる。Jリーグ監督として一年目となる関塚隆監督だ。「コーチ」から「監督」という立場へ、長い、数多くの経験を持つ関塚監督も、今季は今まで感じた事のない高揚した気分でのキャンプインになったという。「まだ、監督という仕事を楽しいと思える余裕はないですよ。」と語る同監督は、トレーニング中は常に声を出し続け、終わると選手に声をかけ、話を聞く。宿舎ではスタッフとミーティングを重ね、部屋では去年のゲーム分析と、忙しい毎日だが、表情は明るい。

「近さを感じさせてくれる監督。兄貴分ですね。」と選手、スタッフ皆が口を揃える関塚監督。このキャンプ中に、監督を中心とした「輪」はしっかりと出来上がりつつある。

 これから実戦を積んでいく川崎フロンターレ。新監督がどんなサッカーを見せてくれるか、見逃せない。


2004.2.5 Reported by 高木聖佳
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