時折打ちつける激しい雨の中、今季からのJ1昇格を決めた広島と、新しいシーズンをJ2で戦うことになった京都とが練習試合に臨んだ。
広島は、サンパイオと森崎和のダブルボランチの連携でチェ・ヨンス、黒部の強力2トップの攻撃をしのぐが、チーム全体で見れば京都の攻撃力の前におされ気味の試合展開が続く。
時折見せる反撃時には、前半左サイドバックに入った服部が起点になってサイドを崩していくが、ゴールに結びつくまでの精度に課題を残し、ゴールは割れなかった。また、両チームとも1対1の、ボールを争う局面ではお互いに激しいぶつかり合い、負けられないという気持ちが出た好ゲームとなる。
0−0で45分の前半を終えると、後半の頭から広島が4名のメンバーを代えてくる。FWの中山に代えて同じくFWの田村を、MFのリ・ハンジェからMFの佐藤一へ、同じくMFのサンパイオからMF外池へ、そしてMF高木からDF吉田という交代だ。
この交代の中で広島は、サイドバックのポジションにいた服部のポジションをひとつあげて、左サイドハーフに置くという布陣を試している。より服部の攻撃力を生かせるような采配だったが、この交代によってマークがずれた部分もあったようだ。
後半の立ち上がり直後の51分に、選手を入れ替えたその左サイドを突破され、黒部からの折り返しを最後はチェ・ヨンスがゴールに押し込む。
66分には、ミスが絡んでチェが追加点を上げると、84分には冨田が豪快に決めて京都が広島を3−0と突き放した。
試合はそのままJ2の京都が、J1の広島に対して勝利を収めている。
広島の広報担当者によると、この京都戦と24日に設定されている仙台との試合が、新チームになってからのトレーニングの成果を確認するという意味を持っていたとのこと。そのような試合で、3−0で敗戦したショックは大きいかもしれない。しかし、3失点は大幅な選手の入れ替えをおこなった後半に喫しており、十分修正が可能な範囲だとも言える。火曜日におこなわれる仙台との試合に向けての修正を見守りたい。
一方、チェと黒部の2トップがそのまま特徴だとも言える京都は、攻撃サッカーで定評のある西村監督を招聘したことで、チームが保有する攻撃力がうまく生かされている印象がある。視察に訪れていた福岡の松田監督も「強いですね」と簡単に感想を述べて試合会場を後にしている。
トップチームの試合に引き続き、サテライトチームの試合もおこなわれたが、こちらも3−1で京都が勝利。立場の違う両チームの明暗が、くっきり分かれる結果となった。
2004.2.22 Reported by 江藤高志
以上
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