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【キャンプレポート2004】湘南ベルマーレ 鹿児島県鴨池キャンプ(04.02.24)

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湘南ベルマーレ鹿児島県鴨池キャンプ

「トップ4へ」これが、湘南の春季キャンプの合言葉だ。周知の通り、今季のJ2リーグでは4位までJ1昇格の可能性がある。しかし湘南が目指すのは「トップ4」。間違ってはいけないが、これは4位以上ということ。当然3位以上なら尚いい。しかしここまでは達成しなくてはいけない。2年前の5位以上を目指すという、いわば、より現実的なチームの目標設定だ。

2月12日からスタートした、鹿児島県、鴨池陸上競技場でのキャンプ。時折思い出したように強い雨が降り注ぐグラウンドでは、ミニゲームを行う選手たちの声が響いていた。
グラウンドの脇に立ち、その姿を見つめていた湘南の水谷強化部長は「去年はね、練習中にもあんな声全然聞こえなかったんですよ。」とポツリと呟いた。

勝てない日々の中、若い選手たちが徐々に下を向いていく様は容易に想像できる。「勝てば勝つほど勢いを増す」若さは、逆の立場になった時の脆さを露呈していた。去年途中から就任した山田監督はゆっくりと時間をかけ自信回復を促し、そしてようやくリーグ終盤の頃には「選手の成長には自信をもっている。」と監督自身がコメントするほどに再生した。

当然今季は更なる上積みを目指す。プレー面での修正箇所ははっきりしている。それは「得点力」。去年は総得点33とリーグワーストを記録。そこに、今季は「アマラオ選手」という大きな補強がなされた。この、J通算64点の実績を持つベテランFWへのチームの期待は大きい。「年齢のことが問題になるけど、その分彼は経験にアドバンテージがある。」と山田監督。そして「アマラオという存在が同じピッチに立っているだけで大きな意味があるんです。トレーニングに取り組む姿勢、戦術の理解力。若い選手がどれだけ彼から吸収できるかも大事なことだね。」と言葉を続けた。

そのアマラオ選手は「ポジショニングや、J2の長いシーズンの戦い方を若い選手達にアドバイスしたい。」とチームに求められていることを理解している。一方で若い選手たちから学びたいこともたくさんあると言う。「率直に喜びを表現する若さを吸収して、自分自身のモチベーションにしていきたいんだ。」と。

このキャンプから既に、選手たちがアマラオ選手を見る目はいつも真剣だ。去年3得点に終わった高田選手は「ボールをためてくれるアマラオ選手が入ることで、走りこむことが得意の自分の持ち味が発揮できると思う。」と目を輝かせる。そして「あんな経験のある選手を近くで見ることが嬉しい。盗めるものは盗みたい。」と意気込んでいる。

グラウンドに響く選手達の声。それは「アマラオ効果」のほんの始まりだ。その光景から目を離さないまま水谷強化部長はこう話した。「J1に昇格することは大事なこと。でも、選手たちにはそれを最終目標にしてほしくないんです。昇格したら終わり、ではなくて、そこで上位争いができるチームを作っていきたいんです。」

チームの平均年齢は23歳と若く、焦る必要はない。一足飛びに昇格へともがくよりも、今年アマラオ選手と共に上位争いをすることが、チームの成長へと繋がる。その延長に昇格があれば、それ以上のことはないのだ。何年か後、本当の力を持ったチームになる為に、今季どうしてもチームが手に入れなければならないもの。それが「トップ4」だ。


2004.2.24 Reported by 高木 聖佳

以上


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