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【キャンプレポート2004】 札幌、鹿児島キャンプレポート(04.02.24)

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ここ数日晴天が続き、気温も20℃近くまで上がる鹿児島指宿。ここ指宿ではコンサドーレ札幌がキャンプを張っている。同じ敷地内で名古屋グランパスエイトがキャンプ中ということもあり、両チームの声が掛け声のように飛び交っている。

鹿児島は二次キャンプ。コンサドーレは、既にグアムで一次キャンプを行い、徹底的にフィジカルを強化してきた。「90分間戦えるフィジカルを作る。」これは殆どのチームがキャンプの課題として掲げているが、二次キャンプに入ると、徐々にコンビネーション練習に時間を割くようになるのが一般的だ。ところが、札幌の場合、二次キャンプでもフィジカルトレーニングの比率は高い。これは昨年、故障者続出で悩まされた教訓ともいえる。

午前練習は、とにかく走って走って走りまくる。軽いランニングを終えるとストレッチ。どのチームもこの流れは同じ。しかし、札幌はその後、スピードを上げた走りこみを行なう。3〜4人に分かれてのインターバル走。グラウンドに作られたコースをグループ毎に回る。次に、グラウンド横にある丘を利用したインターバル走。選手たちが菜の花畑の中を走っている姿を想像すると、とても穏やかな風景のように見えるが、既に足に相当な疲労がきている中での激しいアップダウンは非常にきつい。

にも関わらず、選手たちの表情は意外と明るい。これはグアムキャンプの成果かもしれない。高温多湿なグアムで厳しいフィジカルトレーニングを行った結果、選手の有酸素系を中心とした能力が高まっているという。選手たちの身体は一様に軽い。

「とにかく基礎をしっかり固める」というのが監督の考えである。長期にわたるキャンプのコンセプトも明確だ。まず、第一次グアムキャンプでは、個人の攻撃・守備の動き。また、ボールを持っていない時の動きなど、個人的な部分にこだわって練習をする。もちろん、フィジカルはみっちり。その後、二次キャンプでは、個人の課題点を修復しつつ、グループのコンビネーション練習も増やしていく。午前はフィジカル、午後はボールを使ってという流れ。そして、最後の静岡キャンプでは、練習試合や実践的な練習を取り入れ、開幕にむけての調整を行なう。

冬の札幌は雪でグラウンドが使えないため、開幕直前までキャンプは続く。今季、コンサドーレが目指すサッカーは、ボールを自分たちで動かし、絶えず仕掛けていく攻撃的なサッカー。柳下監督も「守って守ってボールを奪ったら攻撃では、見ている方も面白くないでしょ?だから、積極的に自分たちから仕掛けて動かしていくサッカーを目指したい」と語る。

昨年と比べると、中心選手が抜けてチーム力は落ちている上に、今季のメンバーは全員日本人。また、チーム平均年齢21.6歳と非常に若いチームで戦うことになる。しかし、そんな状況も柳下監督にとって関係ないようだ。「若い選手を一から育てていく喜び・楽しさは監督冥利に尽きる。1年でJ1昇格は難しいが、今季はまずトップ5に入り、時間をかけて昇格を狙うチームに育てていきたい」と同監督は語る。

若い選手は伸びしろがあるだけに、どう化けるかは未知数。直ぐに結果を出すことも必要だが、監督の采配によってこのチームがどう化けていくのかを是非見てみたい。

2004.2.23 Reported by 柴田愛子
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