今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【2004開幕直前全28クラブ分析】ジュビロ磐田、「黄金の中盤」で王座奪還&アジア制覇へ!(04.03.03)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【2004シーズンの見どころ】
 メンバーを見るかぎり、昨年とほとんど変わらない。ユトレヒト(オランダ)から半年ぶりに復帰した藤田俊哉が加わり、両ステージ優勝を成し遂げた2002年版「黄金のミドルゾーン」が復活する。ピッチ全体をワイドに使い、選手とボールが絶え間なく動く――。プレーメーカー名波浩を中央に配した、伝統の3-5-2をベースとしたアタッキング・サッカーは今年も健在だ。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)では2連勝しており、リーグ開幕に向けて早くもモチベーションの高さをうかがわせている。

 今シーズンの目標は「Jリーグ・チャンピオン奪回」と「アジアチャンピオンズリーグ制覇」の2本柱である。5年ぶりにチームの指揮を執る桑原隆新監督も「今年はどうしてもタイトルがほしい。だから内容よりも結果を重視した戦いになる」と宣言する。昨年まで強化部育成センター長としてチームを見ており、戦術・メンバーなどの戦力は熟知している。DF鈴木秀人が「前にもクワさん(桑原監督)のもとでやったことがある。お互いが理解し合えているから、僕を含めてみんな、すごくやりやすいと思う」と言う。選手を信頼してピッチに送り出す――。その指導スタイルで、前回監督を務めた1999年にアジアタイトル(アジアクラブ選手権)を獲得している。手腕と実績は証明済みだ。

 タイトル奪取の最大のポイントは、主力メンバーのコンディションだ。フル代表、五輪代表で抜ける選手が多いことから、若手を含めた選手層の底上げを図っている。2月25日のテロ・サーサナ戦でテストしたボランチ福西のトップ下起用も、その一環である。

 各ポジションにJ屈指のスペシャリストを揃えるうえ、ベースの組織が整備されている。メンバーが落ちてもチーム・パフォーマンスが低下しないところが、彼らの強みでもある。ナビスコカップではベスト4で鹿島に逆転負け。リーグ戦では横浜に完全優勝を許した。昨シーズンのリベンジを果たす。その熱きハートで、東京Vとの開幕戦から爆発する。



【新戦力・注目のキープレーヤー】注目はカリスマ藤田の復帰!

 今オフのジュビロは、比較的穏やかなストーブリーグとなった。新戦力は7人。4人の高卒ルーキーのほか、グレミオからMFガヴィオン、札幌からMF森下仁志、そしてオランダから藤田を呼び戻した。ポジション別ではFWひとり、DFひとり、GKひとり、MF4人。各ポジションの戦力を補強した形だ。もっとも即戦力のレギュラーとしてプレーするのは藤田ひとり。しかし日本代表の藤田や福西、U-23日本代表の成岡、菊地などがチームを離れることが多いことから、とりわけ中盤の選手を獲得している。現時点では、ユーティリティー能力を持つガヴィオン、森下あたりは貴重なバックアッパーとしてベンチでスタンバイしている。

 やはり今オフの目玉補強は、日本代表にも名を連ねる藤田のレンタル復帰に集約される。桑原監督も「トシヤ(藤田)の復帰は大きい。ヒロシ(名波)も生きてくるしね。得点感覚は素晴らしいし、飛び出すタイミングやエリア内に飛び込んでいけるしね。彼はなにをするか分からないから」と大きな期待を寄せている。彼の復帰がおよぼす効果について、鈴木は「トシくんがいるのといないのとでは違う。得点も少なかったし、攻撃しても手詰まりになることも結構あったし。名波さんが孤立してしまうこともあった。ボクたちにとっては戻ってきてくれて良かった」と語る。

 藤田と名波のコンビ復活によって、スムーズなポジションチェンジや中央へ切り込んでのスペースメイクなど、攻撃のバリエーションがアップする。藤田の神出鬼没なポジショニングは、名波の研ぎ澄まされたパスセンスによって生きてくる。その相乗効果は、グラウの得点力アップはもちろん、福西&服部のダブルボランチの攻撃参加の活性化にもつながる。アタッキング・サッカーの原動力となる藤田は、王座奪還のキーマンのひとりに挙げられるだろう。



【開幕時の布陣予想】完成度の高いアタッキング・サッカーで勝負!!





 桑原監督が「基本的にはジュビロのサッカーを変えるつもりはないよ。このサッカーが好きだし、選手の特性を考慮しても3-5-2がしっくりくる」と宣言するとおり、システム・戦術をはじめ、センターラインの軸も例年どおり。チームの底上げにつながるバックアッパーの成長をうながしながら、伝統のアタッキング・サッカーの完成度を高める。磐石の布陣だ。

 前線は“ミスタージュビロ”中山がケガに苦しんでいることもあり、コンビ2年目を迎えるグラウと前田の2トップがスタメン候補だ。開幕戦は前田が不在だが、昨シーズン、グラウは21ゴールを奪取。チーム得点王となり、“ポスト高原”の期待に応えた。中盤は復活した「黄金の5人」で華麗なパスワークを演出する。最終ラインは山西、田中、鈴木がJ屈指の安定感を誇る。そして最後尾には背番号1を継承した佐藤が新守護神になる可能性が高い。

2004.3.3 Reported by スポマガ WORLD SOCCER

以上


□■□ゼロックス スーパーカップ特集□■□

磐田、鹿児島県鴨池キャンプレポート

2004シーズン 開幕直前・クラブ別戦力分析レポート
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着