6月26日(土)J1 第15節 磐田 vs 広島(15:00KICKOFF/ヤマハ)
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前節の鹿島戦に敗れて、ついに追いすがる横浜FMに首位を明け渡してしまった磐田。この最終節は、残された最後の望みをかけて11位の広島をホームで迎え討つ。
磐田が優勝するには、首位の横浜FMとの勝ち点差が2なので、もちろん広島には勝つしかなく、そのうえで横浜FMが鹿島に敗れるか、引き分けに終わらなければならない。磐田が勝って、横浜FMが引き分けた場合は、勝ち点では34で並ぶが、得失点差で磐田が上回るので、磐田の優勝となる。磐田にとっては勝利をあげても、横浜FMの結果次第であることは間違いないが、前節ロスタイムのゴールで磐田を破った鹿島が、今回も元王者の意地を見せることは十分に期待できる。そんな状況でのファーストステージ最終節だ。
いずれにしても、絶対に勝たなければいけない磐田は、この試合にすべての力を出し切って臨むことになるが、チーム状態としてはやや下り坂にある。5月の超ハードスケジュールを経て、徐々に暑くなってくる中で疲れが蓄積してきたのか、チーム全体として動きがもうひとつで、「ボールも人も動く」という磐田らしいサッカーが出し切れていない。鹿島戦では、戦う姿勢こそ十分に見られたが、「チーム内でリラックスしているムードがありすぎる。何かが足りない」(藤田)という声もあり、そうした雰囲気は第13節の神戸戦の前半にも表われていた。
また、得点ランク2位のグラウの調子が良くないのも気になるところだ。ただ、今節は出場停止がなく、西がコンディションを整えて戻ってくるのは大きなプラス材料。ここでゴールがほしいという場面での西の勝負強さは、市原戦の決勝ゴールでも見られたように、非常に頼もしいものだ。桑原監督は、鹿島戦後に「まずは疲れをとること。攻撃ではクロスの精度や、うちらしいパス回しができていなかったので、リフレッシュして、もう一度モチベーションを高めて26日の試合に臨みたい」と語っているが、この1週間でどれだけ良い準備ができるかが、磐田にとっては最大のポイントになる。
対する広島は、6年半にわたって日本サッカーに貢献してきた元ブラジル代表、セザール・サンパイオの日本でのラストマッチ。そこで磐田という強力な対戦相手を得て、勝利という形でサンパイオに恩返ししたいというモチベーションはかなり高まっている。「磐田戦は思い切りぶつかる。最初から飛ばして勝ちに行く」と司令塔の森崎浩司も語っており、チームとして目指している前からのプレスも積極的に仕掛けていくだろう。FWチアゴとMF森崎和幸がケガで出場できそうにないのは痛いところだが(出場停止はなし)、若さを生かして運動量で磐田を上回れば、主導権を握ることも可能なはずだ。
両チームの対戦は2年ぶり(昨年は広島がJ2)で、過去の対戦成績は磐田の14勝8敗。直近の5試合でも磐田が5連勝しており、データ的には磐田有利だが、広島のメンバーも2年前とはかなり入れ替わっており、苦手意識はないだろうし、失うものが何もないという強みもある。磐田に少しでも油断があれば、勝敗の行方はどう転ぶかわからないゲームになるだろう。
以上
2004.06.25 Reported by 前島芳雄
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