7月27日(火) 2004 J2リーグ戦 第24節
福岡 0 - 3 大宮 (19:00/博多球/6,837人)
'17 冨田大介(大宮)、'30 バレー(大宮)、'62 バレー(大宮)
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○松田浩監督(福岡)
「エジウソンの先発デビューという試合だったんですけれども、周りと呼吸が合うためには時間が足りなかったなという印象は否めなかったなと思います。そんな中で、セットプレーで最初に失点をしてしまったというのが。そのうちにテンポがあったりとか、チャンスもないわけではないので、こう着状態の中で0-0で行きながら先制ができればという形だったんですけれど。2点目は、こちらのコーナーキックの質が悪いところから始まった速攻だったと思うのですけれど、その辺にしてもセットプレーの質の差が出たなと。それと、2点目を失った後は非常にきつい展開になったなということですね。後半、仕切り直しということで、どんな形ででも1点を取れば、2-0からの1点というのは、こちらの展開に持ち込めるかなと期待しながらやったのですが、チャンスはできつつあったのですが、最後は精度が悪かったなと思います。彼ら(大宮)の決定力が優れていて、最後の3点目は決定的だったなと思います」
Q:林選手と川島選手の投入が早かったんですが、その狙いを教えてください。
「林に関しては田中との交代なんですが、田中が、前回の大宮戦でもそうだったんですけれど、対トニーニョというところで、あまり仕事ができる状況にないなという感じがしたし、先制されましたしね、そういうことで、早めに前線で起点というか、戦えるというか、そういう感じを作らないと、どんどん押し込まれるなという感じがして林を投入しました。平島に関しては、これは僕のミスとしか言いようがないんですけれど、少しコンディション的に悪かったかなというところです。ずいぶん迷ったあげくの平島の器用だったんですけれど、マークの仕方だったり、カバーリングだったり、攻撃の時の積極的な姿勢とか、非常にコンディションが悪くて、あの時間帯でも身体が重そうに感じました。あとは相手の高さ対策というところ。それで、川島のオーバーラップだとか、クロスに期待しての交代ということです」
Q:後半戦2連敗ということですけれど、J1昇格に向けて、いまどのような状況にあるとお考えですか。
「いや、十分にチャンスはある状況だと思います。もちろん最初の2試合は重要でしたけれど、もう終わったことですから。ただ、まだ20試合あるわけですから、いまのことは何も誰にも分からない状況だと思いますし、我々にも十分チャンスはあると思っています」
Q:大切な試合で負けてしまうという印象があるんですが、これから順位をひっくり返してJ1に昇格するためには、何が必要だと思いますか。
「特効薬というのはないと思うので、自分たちのベースを信じて、基本的には守備のことをきちんとやることが大事だと思います。やはり、先制されずに0-0で試合を進められるということです。今の我々にとっては、一気にステップアップしてバンバン勝てるようになるという状況ではないと思うので、まずは0-0でも90分を終われるというところを目指さなくてはいけないし、それでチャンスをものにすれば勝てる可能性が高まるわけです。それは去年の悪い状況のときにもやってきたことですけど、同じことを繰り返すしかないと思います。守備のことは、一番自分たちで間違いなくコントロールしてできることだということですね」
Q:エジウソン選手に関しては、今日はボランチの位置で使いましたけれど、次からも、あの位置で起用するということでしょうか。
「それはまだ・・・。あの場所が一番あっていると思いますね。ただ今日に関しては、非常にラストパスを狙っていましたが、うちがワイドを売り物にするチームですから、常にキラーパスというか、ラストパスじゃなくても、ここはサイドに開いてほしいなとか。そこからクロスを上げる選手がいるということを、もうひとつ理解していなかったところがあると思うんですね。その辺を、もう少し外を使えるような感じになれば、ある程度、キープ力もありますしね。ただ、どのポジションで使うかということを決めるには、まだ早すぎるかなと。そういう印象もあるので、トレーニングの中で決めていきたいと思います」
Q:思うように勝てないということも関係しているのでしょうが、選手たちのプレー振りから強く戦うという気持ちが感じにくいところがあるのですが、その辺は、どのようにお考えですか。
「実際、積極的な姿勢とか、そういう部分がなかったら勝負の世界では勝てないと思うし、最終的に、そういうメンタルの強さが絶対に必要だと思います。うまくいかないときは、そんなものかもしれませんが、どこかでそういう姿勢を作っていかなければいけないと思います。ただ、やれ、やれだけでは上手くいかないので、やはり、こうやったらうまくいくというひとつの形、自信をつけなければ、そういうものは出にくいと思います。ですから、先ほど言ったように、いまは、例えば守備に関しては本当に無失点で行くとか、そこからやったほうが、可能性が高いんじゃないかということが、みんなの中で意思統一できれば、それがプレーに、精神的な面として現れてくるんじゃないかと思います。しっかり守っていくということにハードワークして、これを決めれば勝てるっていうところが出てきたりすれば、相手が慌てたりして気持ちの面で上回れる。そういうことができればいいなと思います」
以上
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