7月27日（火） 2004 J2リーグ戦 第24節
湘南 3 - 0 鳥栖　（19:00／平塚／2,937人）
得点者：'26 佐野裕哉（湘南）、'35 柿本倫明（湘南）、'57 村山祐介（湘南）
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●松本育夫監督（鳥栖）：

「ゲームの流れの中で、前半の2失点が非常に大きかった。ベルマーレとこれで3試合目なんですが、7点取られているうちの6点がリスタートなんですね。今日のゲーム前のミーティングでも、リスタートについても選手たちには一番気をつけなければならないと（言っていたんですが）。

一つめはポストに当たって戻ってきたところに厳しさがありませんから。（湘南が）フォローしていった所にうちの選手は全然動いていない。壁になっていた選手はそこにいた。そういう勝負の厳しさがない。2点目は完全にゴールキーパーとラインの間を狙ってくるから、絶対にやらせたらだめだと、言っていたんですが…。結局そこの2点というのが、非常に痛い。今ちょうど横浜FC戦から今日で3連敗なんですが、流れというのがチームから少し離れている。取られている点数が、せっかくいいゲームをしているのに、あっけなく取られてしまう。これは一つチームの今、脱皮する一番大きなポイント。もう一度戦い、闘争するという原点に戻して、この後やっていかないと、このままズルズルと去年と同じような成績になってしまうような気がするので、そこの所を、今日の試合を勉強にしたいと思っています。

それから体力的にな面で消耗が目立ったんですが、あれだけルーズボール…。サッカーは当然競り合いがあるわけですから、競り合いのボールを自分のボールにするのか、相手に渡してそれを追いかけて守備するのかというと、それは体力の消耗が全然違いますから。結局最後のところで体力の消耗ていうのが、五分五分の戦いで、ボールがどちらに転ぶか分からないところを拾えないと。そこをベルマーレの選手がほとんど、8割方自分達のものにしていると。そこに今日のゲームの一番大きなポイントがあると思います。この二つが大きな敗因になっていますので、次のゲームまでにそこを立て直したいと思っています」

以上