7月29日（木）レアルマドリード ジャパンツアー2004
市原 1-3 レアルマドリード（19:15キックオフ/国立/51,840人）
○得点者：
　マルキーニョス（前半6分）＝直接FK
　グティ（前半23分）
　ラウール（前半36分）
　ソラーリ（後半44分）
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○村井慎二選手（市原）
「レアルマドリードにボールキープされて、市原の選手は体力を奪われたと思う。競り合いのシーンは、Ｊリーグの選手が相手ならば足が届くような間合いでも、レアルマドリードの選手が相手だと届かなくて、レベルの差を感じた。
攻撃面は、それほど多くはなかったけれど、チャンスは作れた。でも、マルキーニョスが1点取った後に追加点が取れなかった要因は、やはりレアルマドリードにはディフェンスにいい選手がいたということ。相手の守備は高さがあって強かった」


○櫛野亮選手（市原）
「（自分自身のプレーは）いいところもあったけれど、悪いところもあった。ただ、試合を通して落ち着いてプレーできたと思う。失点シーンはこれまでのＪリーグの試合でもあったのと同じミスで、何回も修正しようとしていたこと。それだけになんとも言いようがなく、悔しい。（レアルマドリードの選手のシュートは）強さや重さはＪリーグの選手とそう変わらないけど、シュートを狙ってくるタイミングやシュートの正確性という点ではすごかった。レアルマドリードはチーム全体で流れるような攻撃で、うちがまさにやりたいようなパス回しをしていた」


○林丈統選手（市原）
「後半から巻を真ん中にした3トップという指示が出て、サイドから仕掛けていくようにいわれていた。ボールをもらったら勝負しようと思っていた。
（後半40分の自分のシュートは）自分では入ったと思ったんだけど、よくあそこでディフェンスをしてきたという感じだった。Ｊリーグのチームが相手だったらゴールになっていたと思う。相手のパスワークにはパスミスも少なく、トラップも正確でシンプルにパスを回していた」


○斎藤大輔選手（市原）
「レアルマドリードのコンディションは万全ではなかったようだが、技術はしっかりしていた。でも、できれば相手が100パーセントの状態で対戦したかった。
（ラウールに点を取られたシーンは）ラウールが飛び出してきたので、自分はディフェンスラインを上げようとした。本当は自分がラウールについていかなければいけないところだったのだが、オフサイドが取れればと思った。
うちの選手たちは前半から飛ばしてプレーしていたが、やれるんだと思わせるシーンもあったと思う」


○佐藤勇人選手（市原）
「（前半32分のゴールポストの横に外れたシュートは）入ると思ったんだけど……。
狙ってシュートを打ったけれど、ちょっと力んでしまった。悔しい。個人プレーに走るとオシム監督は怒るけれど、あそこで点が取れればと思った。
（ラウールの得点シーンは）相手をフリーにさせてしまい、自分が戻ったけれど、時すでに遅しだった。ロスタイムに3点目を取られたのは本当にもったいなかった。
（後半には左サイドで村井や林とダイレクトパスをつないだシーンがあったが）ダイレクトパスをつないでいるところを簡単に防げるチームはそうそうない。だから、ボールを奪ったらダイレクトプレーを心がけていた。
試合後に、ベッカムにユニフォームを交換してもらいました。ジダンとロナウドが出なかったのは残念。一昨日、レアルマドリードのビデオで見て研究してきたが、レアル相手でも何回かよい場面を作ることができると思った。今日は最高だった」


○ソラーリ選手（レアルマドリード）
「自分たちのサッカーの形を作ろうと、今日の試合に臨んだ。結果、シーズンに向けて自分たちの形を作る練習になったと思います。今日は、湿気がすごかった」

Ｑ：去年の終了時点から今シーズンは進歩が期待できるか？
「僕たちは、いつも同じことをやるだけだ。自分たちのやり方を追求したり、ゲームに勝つことを考えるだけだ」


以上