【FCBARCELONA ON TOUR JAPAN 2004】
8月1日（日）19:00キックオフ/国立　55,251人
鹿島 0 - 5 FCバルセロナ
＜得点者＞
16" ロドヴィク・ジィウリー（FCバルセロナ）
25" ロドヴィク・ジィウリー（FCバルセロナ）
30" ヘンリック・ラーション（FCバルセロナ）
77" ルイス・ガルシア（FCバルセロナ）
88" メッシー（FCバルセロナ）
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○フランク・ライカールト監督（FCバルセロナ）：

「大変よい試合だったと思います。特に前半スピードがありましたし、そのリズムにのったスピードが、後半、チームとしてのプレーにつながったと思います。このリズムを維持出来たことに満足しています。まだプレシーズンマッチだがチームとして少しずつ形成されてきていると思います。そして、日本のファンの方にもお礼を言いたい。今日は大きなお祭りに参加させていただき、ありがとうございました」

Q：韓国での試合は負けましたが、今日の試合を見る限り、FCバルセルナの選手の体調は完成されていると思うのですが？

「韓国で試合は問題ではなかった。レベルの高いチームとの試合ではありましたが、プジョル、ラーションなどの選手達の練習が足りなかった。まだチームに関わって練習日数が少なかったので、リズムがつかめていなかった。やっと今、リズムをつかめてきたと思います。問題はあまりなく、結論をこれで出すのではなく、これからいいチームをにしていきたい。今日選手達がやる気を見せてくれた。このことに喜びを感じています」

Q：今日出場しなかったデコ選手とサビオラ選手の起用方法は？

「これから私たちは大きな大会を控えてます。たくさんの試合を戦って行かなければならない。その中で彼らが早くチームメンバーの中に入れるような可能性はある。例えば、去年は選手内での競争に勝てず、試合に出られない選手はいた。この2人は今年、私たちが戦って行くなかで、選手同士の競争を勝ち残って、フィールドに出てくる可能性は十分にありますし、それで起用しようと思っています。今のところ、これからの試合を見ながら決めて行く。また選手間の競争が激化してくると思います」

Q：先日のレアルマドリッドの試合も観客は多かったが、このような熱狂的日本人ファンについてどう思いますか？

「とても満足し、嬉しく思っています。バルセロナのようなクラブが日本で有名になることは嬉しいことで、たくさんのファンに支えられているということが嬉しい。日本にはたくさんのサッカーファンがいるので、その人たちに喜んでもらいたい。それぞれのチームがそれぞれの行動をしているので、他のチームと比較はしたくないが、我がチームに声援を送ってくださることに感謝します」

Q：今年はチームも大きく変わり、日程の調整の仕方も変わると思うが、昨年と比べて監督が工夫をされていることはありますか？

「どういうふうに調整して、どのような形でチーム形成していくかというのは私にとっても、選手にとっても重要なことです。そして周りの環境も大事です。ご存知の通り、私たちはソシオと呼ばれる会員と共にチームを作っていきます。最終的な目標はリーグ優勝ですが、日々どのように自分たちが練習をしていけるかが大事。でも、私は去年より厳しいスケジュールでも冷静です。1日1日を大切にして、練習していけば、大きな成果は出ると思っています。私たちの挑戦することは決まっているので、日々の練習で確かな一歩を踏み出して行きたいと思います」

以上