8月14日（土） 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第1節
大分 1 - 1 磐田　（19:04／大分ス／28,314人）
得点者：'9 マグノアウベス（大分）、'61 グラウ（磐田）
----------
●前田遼一選手（磐田）：

「（得点につながった）裏へ抜け出た場面は、相手が見てなかったので。ボールを取る位置が低かったですし、ボールをもっと回せれば良かった。ただ、試合内容はそんなに悪いとは思わなかった。引き分けは仕方ないと思います」

●服部年宏選手（磐田）：

「パスを回したけど、シュートがなかった。もう少し外から崩すイメージがあっても良かったかも。

Q：後半に入って、服部が外に入り名波がボランチ。藤田がトップ下という形になりましたが。

　選手が一度やったのを戻したんですが、その後監督から指示が出てやりました。俺が左に入るよりは、そこに攻撃的な選手を入れても良かったかも。もっとたたみかける強引さが必要だった」

●鈴木秀人選手（磐田）：

「ボールがほとんど足元だった。2列目からの飛び出しがあればチャンスを作れたかも。優勝を狙うステージの最初としてはいただけない。今日の試合は反省しないといけない」

●グラウ選手（磐田）：

「シュートまでいくチャンスがあまり作れなかった。チャンピオンを狙うチームとしてはこれではダメだ」

●田中誠選手（磐田）：

「（ファーストステージ終盤に7試合連続で先制されていたという事実をふまえて）また追いかける形。前半崩す場面があったが、崩しきれなかった。前半のうちに追いついていればもっと変わったのに。後半は、ボールの出し方は問題ない。フィニッシュの一つ前のパスの精度を欠いた。この暑い中で形ができたのでまあよかった。勝ち点1が取れたのでよかった」

●岡中勇人選手（大分）：

「攻撃につなげるための守備が徹底してやれた。最後の方は暑くて体力的に落ちました。パトリックの存在は大きいですね。失点の場面はオフサイドを取りに行ったのかはわからないですが、ぼくは出て行けなかった。ただ、真ん中の2人がクレバーで助かりました」

●吉村光示選手（大分）：

「グランドが大きいですし、これだけ入れば励みになります。得点の所は、DFの動きを見てチャンスだなと思って出て行きました。梅田がいいタイミングで出してくれました。ピッチは神戸よりはましです。夜なのでそんなに暑くなかったですし。勝ち点3を取りたかったですが、内容から見れば妥当かなと思います。前半はうち。後半は向こう。負けなくて良かったです。守備面では、自分で、ぼく個人で考えてやるのか、というところで多少ベルガー監督の考えと違うところがある。ただ、それは監督に合わせるべきなので、慣れたいです」

●梅田高志選手（大分）：

「2点取らないと勝てませんね。得点の場面は、僕に相手のストッパーが食いついてきて、そこに吉村が走り込んできた。だから簡単に使いました。ああいう場面で使わないと、上がれなくなるので。今日は速攻しかなかったですね。それもいいんですが、あわててボールをタテに運んで奪われると、すぐに守備に入らないといけなくなる。落ち着いて回してラインを上げて、というプレーもあっていいと思う。横パスを入れて落ち着かせるような進め方がしたいですね。

Q：親交のあったサポーターの死については？

いい試合をさせてくれたと思います。

Q：選手の気持ちを盛り上げたと言う意味で？

そうですね。勝ちたかった、というよりも“そんなに甘くないよ”って向こうで言ってるような気がします。彼を満足させられるよう、次からもがんばります」

●小森田友明選手（大分）：

「やっぱりうまかったです。ただ、先制できたのが大きかった。パスのタイミングが合わないところが多かったですね。

Q：奪ったボールをダイレクトで出すような場面が多かったですが。

そうでうね、そこの精度を上げたいです。これが通れば1点というパスを出してるいるのですが、パスが厳しくてFWが追いつけないんですよね。でもそういうパスを出していけばタイミングもわかってもらえると思います。やっぱり試合でやるのが一番だと思いますし」

●原田拓（大分）

「強かったですしうまかったです。勉強になりました。疲れましたが、連敗を止められたんで良かったです。中盤をやっていたんですが、ポジションの入れ替わりが激しくて、徹底されていました。マークするのが大変でした。同点で終われたのは大きいと思います。みんなが集中してやれたのが良かったと思います。チャンスは作れなかったので、自己採点は50点くらいです。」

以上