敗戦の中で、世界大会初出場の阿部が真価を発揮した。前半21分には、FKを直接決めて反撃ののろしを上げ、後半ロスタイムには、左からのクロスを高松の頭に合わせ、1得点1アシストと気を吐いた。
「1点目は蹴ったときに入ったと思った。2点目は高い球では、イタリアのGKが長身なので、ファーサイドに合わせた」と狙い通りのキックを振り返った。
ただ、1次リーグ敗退が決定したため、素直には喜べない。「負けたら何も言うことはない。勝てなかったら無意味」と悔しさを表した。(ボロス時事)
[時事通信社]













