8月21日(土)J2 29節 水戸 vs 鳥栖(19:00KICK OFF/笠松)
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スコアレスドローに終わった前回、7月4日(日)J2第21節でのマッチアップ。あの試合を境にして、両チームは異なる方向に進み始めた。水戸は少しずつ手ごたえをつかみ始めながら、川崎Fに敗れた以外は引き分けを6試合重ね、鳥栖は7連敗のトンネルへと入っていったのだ。第28節終了時点で9位の鳥栖(勝ち点27)と10位の水戸(勝ち点26)、勝ち点の差はわずか1。今節の結果次第では順位が入れ替わる可能性もある。そればかりか、今後のチームの行方も左右するであろう。
水戸は、前節仙台戦で試合終了間際にPKで失点を許し、引き分けはJ2最多の14に伸びた。しかし、最近の試合を振り返ると第23節で川崎Fに1-5の大敗を喫した後の5試合で、小林康剛が3得点、磯山和司が1得点とFWの選手が得点を挙げ、徐々に戦い方の意図が見られ始めている。『手堅く守ってカウンター』という水戸の特色に、磯山・小林の長身2トップが復調。この試合でも、身体能力とスピードで鳥栖を脅かすことだろう。得点後、勢いが持続している時間帯に追加点を得ることが引き分けを脱する勝利への鍵となりそうだ。
鳥栖の中盤でのスピーディーなパス回しとサイドアタックを封じ込めることができれば得点チャンスも広がるだけに、守備についてもサイドでの秦の粘りに期待したい。最近はGK本間が絶好調、3バックも大崩れしていない。攻守の切り換え時に、素早い判断と正確なパスの供給を心がけたい。
一方、鳥栖はゴールを奪えないジレンマが、チーム全体に浸透している。確実な守備から…という明確なテーマがチームにはある。だが、そのために攻撃のチャンス! という場面で前線に枚数が不足。サポートが遅れて、ビルドアップが間に合わないことが多い。
守備では第3クールに入り、それまでのマンツーマンに加えてゾーンで守るシステムを取り入れているが、どのタイミングで追い込み、最終的に誰がマークにつくかなど、選手間での意思疎通がカギになる。失敗を恐れず積極的にゴールを目指すこと、ミスをチーム全体でカバーすること、何より第2クールの好調の一因である、個々の責任と仲間への信頼をいま一度思い出してほしい。
また、強化指定選手の田代の合流期間がまもなく終わろうとしているので、その後を見据えた攻撃の形も試しておきたいところだ。ボランチ本橋の攻撃参加、中村らのサイドアタック、ゴール前での竹村のスピーディーなプレーを太く確実な攻撃の線として描き、チーム名の由来でもある、一致団結を象徴する『砂岩』を見せてほしい。
両チームともが渇望している『勝ち点3』に向けて、今節を魅力的な一戦にしてくれることを期待したい。
以上
2004.08.20 Reported by 壽山知里
J’s GOALニュース
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