8月29日(日)J1-2nd 第3節 東京V vs F東京(19:00KICK OFF/国立)
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「自然と口数は少なくなるかな」前節・浦和に喫した2-7の大敗から間もない週の始まりの練習終了後、東京V中村和哉GKコーチはつぶやくように言った。「やっぱりね…7失点だもん」さすがに週が明けてすぐは引きずるものがあったようだ。
いつもは元気に報道陣に話しかけにくる選手たちの笑顔もどこかぎこちない。なるべく自分たちの試合の話題に触れないように、オリンピックのサッカー中継などに見入っている。でも、それも週の前半までの話。
「今週はディフェンスの立て直しと、メンタルの立て直しに重点をおいた練習をしてきた」と東京V・アルディレス監督。週の後半に行われる、次節を想定した紅白戦前、「基本に戻ろう」と指示。前節の後半に試した4バックではなく、いつもの米山、戸川、ウベダの3バックに戻した。もちろん多少の変化は加えた。より高い位置からプレスをかけるため、小林大をボランチからトップ下に変更。ゲームメイクを任せる。しかし、基本の3-5-2に変わりはない。練習後も「システムを変える理由がない。変えたところで崩壊した」記者陣に説明した。
「基本に戻ろう」「システムは元に戻す」という発言は「いつもどおりやっていれば、うちはあんな大敗をするチームではない」というメッセージの表れ。就任直後から「まるで心理学者みたい」と選手からメンタルのコントロールにおいて信頼を得てきたアルディレス監督の手腕の見せ所だ。このところホームで4連勝の東京V。相手チームのF東京・三浦も「(前節7失点から)相当気を引き締めてくるんじゃないかと思う」と警戒する。7失点から、いかに立て直してくるかに注目したい。
一方、F東京も2ndステージの開幕ダッシュに失敗。予想外の2連敗を喫している。原監督も「内容は悪くないんだけどね、とにかく一つ勝たないと。内容は悪くないけど負けているうちに、本当にに悪くなるってこともあるからね」。F東京には、この週から五輪代表組が復帰。疲れの抜けない表情を見せるが、茂庭、今野は練習試合でもスタメン組に名を連ねた。
「時差ぼけもあるみたいだからね。日本の暑さと時差に早く慣れるように、わざと練習を昼間に組んでるよ(笑)」と原監督。それだけチームから必要とされている証拠だ。週のなかば、アミノバイタルフィールドで大学生相手の練習試合が行われた。試合後に、もっとも多くのファンが待ち受けていたのは今野だった。アグレッシブなディフェンスはテレビ越しにも伝わるものがあったのだろう。
チームに戻っても強気は変わらない。「僕らが戻ってきて負けたら話にならない。ぼくが救ってやる、みたいな気持ちはある」。ダブルボランチをくむ三浦も「彼等が戻ってくることは、競争にもつながるし刺激になる」と五輪組の復帰を歓迎する。
「どちらのチームもショックを抱えて迎える試合」とアルディレス監督。7失点を早く払拭し、上位進出をもくろむ東京Vか? はたまた五輪組復帰を機に、2連敗から上昇気流に乗りたいFC東京か?
目が離せない戦いになりそうだ。
以上
2004.08.27 Reported by 了戒美子
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