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【J1-2nd:第6節】市原 vs 大分:オシム監督(市原)記者会見コメント(04.09.23)

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9月23日(木) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第6節
市原 2 - 0 大分 (15:01/市原/6,451人)
得点者:'72 マルキーニョス(市原)、'76 サンドロ(市原)
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●オシム監督(市原):

「厳しい試合でした。両チームともいいプレーをしていて、大分もいいプレーをしていたと思います。相手は前節勝っていて、うちはC大阪に0-3で負けたあとの試合だったので、そういう意味では厳しかったです。もちろん勝ちたいという気持ちはあったのですが、どういうふうに勝つか、そういう意味では選手たちは確信していなかったと思います。そういう点では試合の途中まではどちらかのチームが主導権を握っていたわけではありませんでした。このような試合というのはひとつのミスが試合を決定づけるものです。運がいいことにうちのミスではなくて、相手のミスでした。そのミスをうちはエレガントに利用したということです。両チームにとって簡単な試合ではなかったし、ピッチのコンディションもよくなかった。特に小柄な選手が多い、うちのチームにとっては厳しかったです。うちの小柄な選手たちはよく動くのですが、今日のようなピッチではそのよさを生かせないし、逆に今日の相手チームの選手は大きくて、ロングボールに対応できるという意味では大分のほうが有利だったと思います。

最後はこのような結果になったのですが、これを続けることが大事だと思います。もちろん、次の対戦相手の柏も楽な相手ではないので、うちは自分たちが成熟してきたところを見せないといけません。基本から積み上げてきたわけですから。ただ、今は上に行ったり下に行ったりしている状態です。そういうなかで勝っていくことは確実な状態ではないです」

Q:今日は市原のほうも細かくパスをつなぐよりも、長めのパスを使うような指示が出ていたのでしょうか?

「それしか方法はなかったと思いますよ。ただ、そのロングボールに対応できる選手がうちにはそんなにいないんです。前半は特にそのロングボールに対応しようとしていたのですが、やはりそれをやるにはもっとアグレッシブな選手が必要です。それも特に中盤でそういう選手が必要です。

ロングボールに対して中盤の選手が前からプレッシャーをかけていくわけなので、そういう意味ではうちの中盤の選手はみんな軽いです。しかし、しっかり戦えたし、結果が出て、ちゃんと勝てたと思います。サッカーというのは厳しいもので、毎日の練習を全力でやっても勝つかどうかはわかりません。また明日から練習が続きますし、またすぐ日曜日に試合があります。それをどうやっていくかです。常に前進していくのが大事ではないでしょうか。最高のプレーをしたあとにさらに上に行く。ただ、別に今日の試合は最高ではないので、もっとよくなるという伸びしろがあるのではないですか」

Q:いい状態のときは、佐藤や阿部などのポジションの選手がもっと前線に出て行く動きがあるのですが、それが減っているようなのですが?

「そういうふうに二人が前線に出て行くプレーというのは、よほど準備ができていなければなりません。(佐藤)勇人のほうは前に怪我をしていたし、阿部は五輪代表などの疲れが出ています。これからはもっと上がっていくと思いますよ。ただ、今日はしっかり走って戦っていたと思います。市原の選手は5、6人がとても小柄なのですが、しょうがないのではないですか。ただ、大事なのは勇気です。しかし、勇気だけではどうしようもないときがあります」

Q:オシム監督が市原のことを話すのにエレガントという言葉を使ったのは初めてだと思うのですが。

「まあ、他の言い方もできるのですが、実際、相手のミスをエレガントに利用したと思っているんです。うちはとてもアグレッシブにプレーしたことで得点したのではなくて、相手のミスをうまく利用できたと思っているんです。そういう意味では相手も厳しかったと思います。例えばファウルとか不審な判定などではなくて、完全に崩しました。相手は崩されたのではないですか」

Q:先ほど勇気が大事だという話がありましたが、林選手はこれまでその点ではあまりよくなかったようですが、今日は勇気を持ってプレーしていたようでしたが?

「でも、ピッチに入っていくのに勇気がない選手なんているんですか?勇気のない選手は使いません。そういう人間は勇気が必要でないスポーツをやればいいと思いますよ。タケ(林選手)の場合はそんなに勇気がどうこうというより、彼ができることをしっかり利用することがチームのためになるプレーだと思います。タケにとって大事なのはやはり、そんなにまだ歳をとっていないので、自分がこれからもっともっと成長していくことが大事だと思います。彼は長い間、自分が持っている才能だけでやってきたような気がします。タケは市原だけでなく日本のサッカー界の中でも、すごく才能がある選手だと思います。そういう意味ではもっと自分の才能を利用していくべきだと思います。

彼はちょっと自分のサッカー人生をロマンチックに楽しみすぎているような気がします。ただ、真面目に戦い続けている選手もいるわけですから。フランス語でそれをボエームというのですが、わかる人はいますか?ボエームというのは他の人とはとても違ったことをやって、すごく興味を持たせようとする者のことです。自分の人生を生きて、何が起こっても俺には関係ないというような態度を示すんです。ただ、その人間はものすごく才能があるんです。ただ、そういう人間は他の人間も同じように才能を持っているということに気づいていないんです。どんどん話題が外れていってしまうので、このへんでやめます。

ただ、私はそのボエームが好きなんです。私は小さい頃、みんなと同じようにバナナが好きだったんですが、小さい頃はそのバナナが手に入りませんでした。今はそんなにバナナが好きではないんですけど、好きなほどバナナが手に入るんです」

以上


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