9月26日(日)J1-2nd 第7節 神戸 vs 磐田(14:00KICK OFF/神戸ウイ)
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「ジュビロ磐田が、おかしい」。2ndステージ開幕以降、そんな思いを抱いているファンも多いことだろう。現にここまでJリーグ6試合を戦って、3分3敗。前節、最下位の柏戦でも引きわけるなど、開幕6戦、1つも白星ナシという5年ぶりの危機に陥っているのだから、それも致し方ない。
そんなチームを救おうと声を荒げるのが、23日に37才の誕生日を迎えたFW中山。第5節の鹿島戦で、リーグ戦では約4ヶ月ぶりのフル出場。続く第6節・柏戦でもフル出場とはいかなかったが先発で出場し、勝ち倦ねるチームに中山らしい強いメンタリティで「喝」を吹き込んだ。
もちろん、彼の起用はそういったメンタルだけを求められたものではなく、FWカレン・ロバートのU-19日本代表戦による離脱や、不調のFWグラウに代わる前線の活性化、などを考慮してのこと。それでも、勝てない状況の時ほどメンタル面が及ぼす影響も大きいと考えれば、やはり中山の強いメンタルが今、磐田にとって最も必要な武器だという見方もできるだろう。
実際、その中山に牽引されてか、鹿島戦以降、内容的にもMF服部や名波を中心としたパス回しや展開力から、少しずつ磐田らしいプレーが見られるようになったのは事実。その一方で、柏戦のように、相手の裏を取れないことで攻撃のバリエーションに広がりを持てなくなるシーンもまだまだ見受けられるが、それは徐々に改善していくことだろう。
だが、少し上向きになりつつあるチーム状況の中、今回の一戦が、神戸ウイングスタジアムで行われるのは気掛かり。人が動き、ボールが動いてこそ“らしい”攻撃力が実現する磐田だが、ウイングスタジアムは現在、Jリーグの中でも最悪ともいえる芝コンディション。ピッチにはところどころに穴があき、芝もめくれているという状況だけに、中盤で繋いで前線へとボールを運ぶサッカーは実現しにくい。すなわち、どちらかと言えば、いかに手数少なくボールを運び、決定機をものにできるかが勝負をわけることになるだろう。
もちろん、それは対する神戸も同じ。前節では、上位を走る横浜FM相手に2-2のドロー。アウェイながら、何とか勝ち点1を手にしてホームへと戻ってきた神戸。その勢いを、2ndステージで未だ白星のないホームゲームに繋げたいところだが、前回のホームゲーム、G大阪戦を思い返せば、いくらホームとはいえ、神戸にとっても、芝状況が及ぼす悪影響は多い。だが、年間順位でも下位に低迷する現況を考えれば、そんなことも言ってはいられない。ここは、現在4試合連続ゴールで好調ぶりが目を引くFW播戸の得点力に注目しつつ、5試合ぶりの白星奪取に執念を見えて欲しいところ。
その神戸の明暗をわけるキーマンになるのがMFホルヴィか。開幕戦以降、ボランチを定位置にしていた彼が、前節ではトップ下に位置。これまでもボランチとはいえ、前線に近い位置にポジションを取ることが多かっただけに、また、彼の能力を考えれば、まったく違和感なく、現に、持ち前の攻撃力を存分に発揮する中で起点となるプレーを見せた。また動きの中でのプレーだけではなく、フリーキックやミドルレンジからの思い切りのよいシュートも彼の魅力。ピッチコンディション悪の状況だけに、彼のキックの正確性は神戸の大きな武器となり、勝利への道しるべとなるはずだ。
最後になったが、冒頭のFW中山と共に、Jリーグを引っ張るベテランが神戸にもいる。FWカズこと三浦知良だ。8月初旬より臀部痛に悩まされること約1ヶ月。別メニューでトレーニングを行っていたが、8月下旬にはチームに合流。2ndステージは未だ出場機会に恵まれないものの、しっかりとコンディションを整え、出番を待っている状況だ。『カズとゴン』。今でこそ、その対決への注目度も低くなりつつあるが、個人的には、長い現役生活の中で、変わらず、プロフェッショナルに自身への挑戦を続ける両ベテラン勢の対決も、楽しみな限りである。
以上
2004.09.25 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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