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【J1-2nd:第7節 清水 vs 新潟 プレビュー】堅守の清水を新潟の攻撃陣がどう突破するか?(04.09.26)

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9月26日(日)J1-2nd 第7節 清水 vs 新潟(15:00KICK OFF/日本平)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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 今年から始まったオレンジ軍団同士の対決。1度目はファーストステージ第13節、新潟ビッグスワンでお互いに3点ずつ取り合う激戦が展開されたが、結局引き分けで終了。そして今回は、雌雄を決する2回目の対戦となる。また、現在9位の新潟と10位の清水という上位進出を狙う両チームの戦いという側面もある。
 
 ホームの清水は、セカンドステージここまで負→勝→負→勝→負と交互に来て、前節は鹿島と引き分け。指揮官が石崎監督に変わり、韓国代表のチョ・ジェジンを獲得し、戸田も戻って仕切り直したが、まだその成果が表われているとは言えない。
 
 というのも、チョ・ジェジンはアテネ五輪に出場してチームに合流したのはセカンドステージ開幕後となり、まだ十分にフィットしているとは言えず、戸田はすでに2回も退場処分を受けて、チームのリズムを崩している。また、長期のケガから復帰した元日本代表の市川も2節に再びケガを負って4節から欠場し、ボランチの杉山も鎖骨を骨折して長期離脱。安定した力を発揮できないのは仕方ない部分もある。
 
 だが、その中でも2失点したのは開幕の横浜FM戦のみで、あとはすべて1失点以内(今のところJ最少失点)という結果にも表われているように、守備はかなり安定してきた。前節の鹿島戦でも、21本ものシュートを打たれながら0点に抑え、「攻め込まれる時間が長かったけど、ものすごくやられた感はない」(森岡)というように粘り強さを備えている。
 
 しかし、その半面、「3人が攻めてあとの8人が守るのはうちのチームカラーじゃない」(斉藤)というように、攻撃では中盤の押し上げやサポートが不足して、チョとアラウージョという2つの武器を生かし切れていない。このあたりは対戦相手にもよるだろうが、目指しているのはあくまでも、高い位置からプレスをかけ、前でボールを奪って速く攻めるというサッカー。それを出せる場面が増えてくれば、自ずと前の2人も生きてくるはずだ。
 
 対する新潟は、ここまで2勝2敗2分の成績で、前節ではついに待望のJ1昇格後、ホームビッグスワン初勝利を果たし、4万人の大観衆を熱狂させた。「ここまで長かったという感じはあるが、応援し続けてくれたサポーターに感謝しています」と語った反町監督の的確なチーム作りが着実に進んで、J1でも十分に通用する実力を備えてきたことは間違いない。
 
 ただ、少し気になるのは、これまで11得点14失点と出入りが激しいところ。3点以上取ったのが3試合あることは、オゼアスを補強するなどしてチームとしての攻撃力が向上したことを表わしているが、4節で名古屋と0-0で引き分けた以外は、すべての試合で2点以上失点している。組織的な守備を持ち味とする新潟としては、これは納得のいかないところ。
 
 とくに守備が安定した清水に対しては、2点を取られたら勝つことはかなりむずかしくなってしまうので、まずは失点を抑えることがアウェーでの戦いとしては重要になるだろう。当然、策士の反町監督としては、清水の中盤と前線とのつながりを分断してチョやアラウージョを孤立させることを狙ってくるだろうし、逆に清水としてはそこが攻撃の生命線となる。そのあたりの駆け引きにも、ぜひ注目して見てみたい。

 いずれにしても両チームとも、受け身に回るばかりでなく、自分たちからアクションを起こしていくサッカーを目指しているチームだけに、ピッチ全体で見応えのある攻防が繰り広げられることを期待したい。「オレンジ・ダービー」と呼ぶ人もいるこの対戦。その呼び名にふさわしく、華やかで楽しいサッカーを繰り広げ、伝統を築き上げていくのはこれからだ。

以上

2004.09.25 Reported by 前島芳雄

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