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【J2:第37節 札幌 vs 京都 プレビュー】京都は美尾。札幌は和波。お互いに「左側に気をつけろ」(04.10.01)

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10月2日(土)J2 第37節 札幌 vs 京都(14:00KICK OFF/札幌厚別)
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 京都はここ3試合を2勝1分け。この間にトップ下の熱田が3試合連続得点、FWも崔2得点、黒部1得点というように、前線がめっぽう強い。また崔は対札幌戦で、第2クール(7月4日・函館)で1得点、第3クール(8月21日・西京極)でハットトリックを決めている。札幌・柳下監督が「自分が磐田にいた頃から、崔(市原在籍時)にはいつもやられている。試合前は彼の方からニコッとこっちに笑ってくる」と、まるで天敵のように崔を評するほどだ。
 崔にいいボールが飛べば、相手の視線から消えるような動きでマークを外して、足でもヘッドでも点を決めてしまう。また、崔が動いて作ったスペースを、サイドから本来得意とするトップ下に活躍の場を移してイキイキしている熱田がうまく使い、好機を拾う。
 これを防ぐには、前線に良質なパスが渡らないよう、一段階前のパスの出どころにプレッシャーをかけることがポイントとなる。
 
 そこで注目してみたいのが両サイド。京都は左ウイングバックの美尾がよく効いているのが見逃せない。前節(9月26日・福岡戦)でも1-0のリードから、後半開始2分で福岡の反撃の意欲をくじく2点目のきっかけ役を果たしている。第2クール最終戦(7月10日)から本格的にスタメンの座をつかみ、松井がアテネ五輪でチームを離れ、さらにフランス2部・ルマンへの期限付き移籍があっても、チーム力維持に貢献してきた一人だ。
 また札幌戦に向けては右ウイングバックを前節までの冨田から渡邉に変える模様。渡邉は前節は終盤6分間のみの途中出場で、スタメンは2ヶ月以上ぶり、第24節(7月27日)の横浜FC戦以来となる。「(対峙する札幌の左ウイングバックの)和波が高い位置に出てくるので、切り替えの速さで先手を取ってほしい」と、京都・柱谷監督は渡邉への期待を語る。
 
 確かに札幌は京都同様、左側のエリアを攻撃の一つの軸としている。和波は5月に期限付き移籍先の神戸から復帰以来、柳下監督の下での戦術理解度が高く、ずっと不動のレギュラー。最近では左ボランチの権東やトップ下の砂川(風邪明けで京都戦先発の可能性は薄く、ここには前節と同じく上里が入る模様)とのポジションチェンジもスムーズだ。
 この左側に負けぬよう、右ウイングバックの市村が「ストップ・ザ・美尾」となれるか。プロ2年目の今季は本格的にスタメンを経験し続けている市村は、90分の中では穴も時折見られ、札幌の左右のパワーバランスは必ずしもイーブンではないのだが、柳下監督の我慢強い起用に応えようと必死の日々。若手育成型へ路線変更した今季の札幌の、ある意味象徴的な選手だ。
「京都はアウトサイドが攻撃的。サイドの選手が出た背後をいいタイミングでつけるか。それによってゲームを支配できるかどうかになる」とは柳下監督の試合2日前のコメント。両チームとも、相手のサイドの突破力をそぎ落とし、そして相手のサイドが上がった裏のスペースを先について、チャンスメイクしようという意図は同じ。美尾に和波と、お互いに強い武器をちらつかせ、「左側に気をつけろ」といったところだろう。

以上

2004.10.1 reported by 永井謙一郎
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