10月2日(土)J1-2nd 第8節 新潟 vs 大分(15:00KICK OFF/新潟ス)
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練習後のクールダウン。エジミウソンは警戒なリズムでピッチの周りを走る。ときおりチームメートに笑顔を見せては、独特のステップを踏んでみせる。
新潟は第6節の広島戦でホーム初勝利、そして第7節の清水戦はアウエーで4対2と、J1で初めて連勝。「今、チームのみんなが前向きだし、自信をつけている」。チームの雰囲気に合わせるように、3連勝のかかる大分戦を前にエジミウソン自身もリラックスしている。
好調をキープしている。第5節の浦和戦に始まり、第7節の清水戦まで3試合連続ゴール。この間に合計4得点を挙げている。セカンドステージに入り7試合で6得点で、今季通算は11得点。ファーストステージは合計5得点だった。セカンドステージは日程の半分を消化する前にファーストステージ以上の得点を挙げた。
「一日一日を大切にしている。今は確かに調子がいいけど、これで満足してはいけない。もっといい結果、いい内容を試合ごとに残したいからね」。通常の練習後は20本から30本のシュート練習を欠かさない。パルメイラスでプレーしていた昨年、ブラジル選手権で5試合連続の7得点をマークした。その間にハットトリックも1度記録した。「あのときの状態に似ている」と言う。ただ、その時期と違う点はゴールに対する意識だ。
ブラジル時代、ボールを持つとスピードと個人技に任せてガムシャラにゴールに向かって進んでいた。新潟に来てシーズンが始まった当初もそうだった。だが、攻守の切り替えが速く、しつこくディフェンスをする日本のサッカースタイルに戸惑い、ペースを崩した。「ファーストステージは正直、不安が大きかった」。
もっともそれを解消したのも自らの心がけだった。練習後、気さくに食事に誘ってくれたり、会話を交わすチームメートの存在が大きかった。反町康治監督からは「オフザボールの動きができれば、おまえはロナウドになれる」と高い評価を含んだアドバイスを受けた。「チームメートの動きを意識してプレーするようにした。それから調子が上がってきた」と言う。
ボールのないところで自分が動くことで、味方が走りやすいスペースができる。それが結果的に自分の得点につながる。サイドを突破しても無理にはゴールを狙わず、近くに味方が走り込んでくれば得点の確率の高いパスを選択する。オゼアス、ファビーニョと組む前線のトライアングルの中でも視野の広いプレーは光る。「エジミウソン?絶好調だよ」。反町康治監督もエジミウソンの話題になると、表情が緩む。
来日して半年が過ぎ、日本の生活にも慣れた。オフの日には家族やチームスタッフと一緒に大好物のチャーシュー麺を食べに行く。街でファンにサインをねだられても、笑顔で対応し、記念撮影にも気軽に応じる。「新潟の街もチームも気に入っている。みんなの期待に応える結果を出すために全力を出したい」。フォア・ザ・チームの気持ちに迷いはない。
エジミウソンを擁する攻撃陣が突破しなければならないのが大分のディフェンス。DFパトリックが故障で欠場が濃厚、サンドロが警告の累積で出場停止と高さは物足りない。ただ、三上和良と三木隆司が入る4バックはコミュニケーションが取れている。「ゾーンに対する攻めを改めて確認する」と反町監督も慎重だ。マグノアウベス、木島良輔ら一発のあるFWにも、反町監督は「正直嫌な相手」と警戒を緩めない。
気の抜けない雰囲気は3連勝にかける意欲の裏返しでもある。「ここで勝つことがどれだけ大切かは僕も分かっている」とエジミウソン。「将来は欧州やブラジルでプレーして代表に入りたい」と明確な夢がある。もちろん今の願い、目的は「新潟の勝利に貢献して少しでも新潟で長くプレーすること」。ひと皮向けたストライカーのゴールが新潟を3連勝に導く。
以上
2004.10.01 Reported by 斎藤慎一郎
J’s GOALニュース
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