10月2日(土) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第8節
市原 0 - 4 浦和 (16:04/国立/34,793人)
得点者:'16 エメルソン(浦和)、'49 永井雄一郎(浦和)、'71 エメルソン(浦和)、'89 平川忠亮(浦和)
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●オシム監督(市原):
「うちは浦和とはちょっとレベルが違うということを、私は最初から知っていました。何度かそういう話をしてきましたけども、今日はもうその違いは補強しづらいほどでした。同じようにしっかり走るチーム、同じようにボールを動かせるチームで、うちとの差になったのは、浦和は各ポジションに個人的に能力が高い選手がいるということです。こういうチームを相手にして勝つには、奇跡でも起こらなければなりません。
もちろん、ここまで足を運んでくれた市原サポーターには残念ですが、今日の差を選手たちには学んでほしいと思います。もちろんいい選手から何かを学ぶというのは当然のことです。そのようななかでもプロのチームとして、最初の3失点というのは個人的なミスから取られている点ですが、あれは許されません。市原が、浦和や横浜FMのような強いチームに対して、うちのレギュラー選手の4、5人が通用しないのであれば、本当に難しいと思います。実際に通用していないのです。特に今日はうちの主力選手の3、4人は最悪のプレーをしました。最後に戦術がどうこうというのであれば、それは私の責任ですが、そこは問題ないと思います。問題があれば言ってもらってかまいません。そうであれば、私が認めなければならない部分でもあります。正直に言って、いまの市原にとって、いま市原が置かれている立場は大きすぎるものです。上位に行こうという意味でですが」
Q.レギュラーの2トップが怪我している状況で、FWの選手が足りなかったと思いますが、今日は1トップで中盤を厚くする布陣を選んだのは、どういう意図だったのでしょうか。
「まずは中盤でボールを奪い、中盤で勝とうとしました。そして相手のストッパーを引き出すという意味もありました。相手のDF3人は足が速いわけではないので。もちろん、そういう点で相手を手こずらせたところもあったと思います。実際に何度かチャンスも作りました。今日のような失点、1失点目のような長いクロスボールが入ったときに、誰もさわらずに最後にやっとエメルソン選手がさわってゴールに入る。普通、あのような失点をするのはアマチュアチームです。しかし、実際にあのようなことが起こっているのです。実際に市原はものすごく強いチームと試合をして、あのようなことが起こったことは認めざるを得ません。
村井は永井選手を試合中ずっと抑えていました。ただ、たった一度のチャンスを永井選手は手にして、そのチャンスから1点を取ったのです。永井選手が村井を1回かわしたのです。ということは、もっと何度か村井が永井選手にやられていたら、4、5点は取られていたかもしれません。もちろん、エメルソン選手は足が速いことは、茶野であろうがどの選手であろうが知っていたことです。最初にエメルソン選手の足元にボールがきたときに、カットしなければならないのに、足元にボールを置かせてしまいました。ドリブルしているエメルソン選手を後ろから追いかけても、点を取られるのは当然です。そういうことは私が言うことではなくて、皆さんがしっかりみていることです。茶野のせいだと言っているわけではありません。これはエメルソン選手の能力といえます。うちは柏戦で3人のFW(マルキーニョス、サンドロ、林)を怪我で失いました。特にその3人のFWは今日の浦和戦に出ていれば、相手にとってものすごく危険なプレーができていた選手です。この3人はものすごく足が速いんです。もし出ていれば相手は苦しめられたでしょう。そういう意味では、実際、今日の敗戦というのは痛いものです。
もちろん、市原もこれから何かを成し遂げようとするのならば、修正点をしっかり見なければなりません。ただ、浦和はもちろんいいチームですし、これからも勝っていくでしょう。ただちょっと市原はナイーブな試合をしてしまいました。そこが問題点です。そういう意味では市原はまだ完全なプロのチームではありません。(最後に)これだけはっきり話せば、質問はないでしょうね」
以上















