AFCユース選手権大会 マレーシア2004 準々決勝
10月3日(日)18:00 キックオフ(現地時間)/Stadium Larkin(Johor Bahru)
日本代表 vs カタール代表
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「この日のためにやってきた」兵藤は言った。そして続けた。「全てをかけてきた、倒れるまでやりたい」と。
ワールドユース出場権がかかる準々決勝を明日に控えチームは約2時間の練習を行い、カタール対策を再確認した。ラストの時間帯に点を取りにいく3トップを苔口、平山、森本の3人で試したりはしたものの予想される先発は以下のメンバー。
GK西川
DF小林、増嶋、水本
MF高柳、高萩、中村、苔口、兵藤
FW平山、カレン
「緊張があるのは当たり前」(大熊監督)の準々決勝。「ここまで積み上げてきたものもここで負けたらゼロと一緒、と選手に言っている」と言うほどかけるものは大きい。6大会連続のワールドユース出場の権利、これを得るためにやってきたはずだ。その大一番、監督がキーマンにあげるのが兵藤だ。「どこまでできるかわからないがやってもらいたい」と、前試合、その翌日と体調不良のためホテルで静養せざるを得なかった選手に寄せる期待とは思えないほどだ。
攻守に走り回れる。前線でボールをつなぐことができる。そして、平山との呼吸も完璧。平山も「僕を理解してくれる存在」と信頼を寄せる。この2日の体調不良に関して本人も「チームに迷惑をかけました。平山には(風邪をひくなんて)弱いなあと言われました」。とばつの悪い表情。「次はベストコンディションで臨みたい。平山が持ったらサポートを速くしてカレンとコンビネーションを良くしたい」とイメージを話す。
平山と2トップを組むカレン ロバート。2トップとはいえ平山がワントップ気味に入り、カレンは多少下がり目のポジションをとることになる。カレンもまた「兵藤と二人で平山の周りを動き回ろうと話をしている」と話し、意志の疎通もできている。
また、対戦相手のカタールは試合の前々日の1日、ジョホールバル入り。クアラルンプールから移動してきた彼等に比べ、日本チームは1次リーグ最終戦(対ベトナム)は主力を温存。選手によっては試合から試合まで中5日と、体力面でのアドバンテージは大きい。しかし、カタールチームの勝利へかける意欲も相当なもので、なんと調理師まで帯同している。
2日、最終調整を行ったカタールだが、日本チームに情報が流れることを必要以上に恐れており、当初の予定より1時間も遅れて練習場に登場。チーム付きの現地コーディネター・アズリ氏に聞くと「1時間遅れてくれば日本のメディアもしびれをきらして帰っているかと思って・・・」。なんとも言いがたいカタール流の理由が返ってきた。
とはいえ、中国、イランといった競合ぞろいのグループを突破してきたチーム。決戦の相手を侮るわけにはいかない。
決勝戦より重みを感じる準々決勝。大熊監督は言い切る。「この試合のためにやってきたといっても過言ではない。全員守備、全員攻撃を笛が鳴るまで続けたい」。運命のキックオフまであと24時間を切った今、祈るはただ勝利のみ。
以上
2004.10.02 Reported by 了戒美子
J’s GOALニュース
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