10月23日(土)J1-2nd 第10節 鹿島 vs 浦和(16:00KICK OFF/カシマ)
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前節の新潟戦ではボール支配率・シュート数とも圧倒的に新潟を上回っていたものの、0-1で敗れた鹿島。「前半うちの方がチャンスが多かったが、そこで決められなかったことが大きい」(中田選手)再三あったチャンスを生かすことが出来ず、決定力不足が重くのしかかった試合だった。
鹿島は2ndステージでは未だ11得点、特にここ最近2試合(第8節広島戦0-0、第9節新潟戦0-1)では無得点が続く。その2試合ともに試合の主導権は握っていたが、勝ち星を得ることが出来なかった。「フィニッシュの問題は決してFWだけのせいではない」(新井場選手)「みんなのイメージが出来ていない」(小笠原選手)「自分たちがイメージする攻撃の形が作れている時と作れていない時がある」(本山選手)と得点力不足の背景には、攻撃のイメージがチーム全体でまとまりきれていないことが大きく影響している。あと一歩勝ちきるためには、「フィニッシュの精度」も不可欠だが、「攻撃イメージの共有」が今の鹿島には求められている。
そしてもう一つ、鹿島には頭の痛い問題がある。前節の新潟戦で左頬を骨折したバロン選手が全治3週間と診断され、ファビオジュニオール・増田・野沢選手に続き、これで攻撃陣は4選手が怪我による離脱となった。得点力不足に加え、攻撃陣のカード不足と厳しい状況で明日は臨まなくてはいけない。
そんな中、昨日行なわれた紅白戦では、鈴木と本山が2トップを組み、ボランチのフェルナンドを1列前に持ってくる布陣。「前線で体を張らないといけないし、ゴールが近いからどんどんシュートを打っていきたい」と本山選手も、いつもと違うポジションではあるが積極的に攻めていきたいと語る。また、「明日はボランチの裏を狙っていきたい」と中田選手が言うように、浦和のボランチとDFラインの間に出来るスペースをいかに突いていけるかが、得点の鍵を握りそうだ
対する浦和は、前節1stステージ王者の横浜FMと対戦し、0-0のスコアレスドローで試合を終えた。いつもは爆発的な得点力を誇る浦和だが、この日は無得点。しかし「両チームともチャンスの数は同程度で、0対0という結果は妥当」とブッフバルト監督も納得のいく内容だったと締めくくった。
しかし、この試合でネネ選手がイエローカードをもらい、明日の試合は累積警告で出場停止となる。彼がDFラインに加わった2ndステージ第4節以降、浦和の失点はわずか4にとどまり、1試合で2点以上取られた試合はない。また攻撃面においても、セットプレーでの強さを発揮していただけに、彼の出場停止がどの程度チームに影響するのか気になるところだ。
浦和の攻撃というと、エメルソン・田中達也・永井雄一郎とスピードと破壊力あるFW陣が注目を集めるが、第6節から怪我で離脱した山瀬選手に代わりトップ下を任された山田選手の働きも見逃せない。チャンスメイクもさることながら、ゴール前への積極的な飛び出しが、相手DFを翻弄する。
明日は山田選手の一瞬の隙をつく動きにも注目したい。
鹿島vs浦和のリーグ戦での対戦成績を見ると、鹿島が21勝1分5敗、特にカシマスタジアムでは10勝1敗と圧倒的な勝率を誇る。しかし、浦和は今までなかなか勝てなかった名古屋相手に(7勝1分19敗)鬼門と言われた瑞穂陸上競技場(同競技場では1勝5敗)で4-1で勝つなど、2ndステージでは負のジンクスを塗り替えている。勝率の悪さも霞んで見えるほど、今の浦和には勢いがある。
しかし、鹿島とてホームで勝利を渡すわけにはいかない。長年リーグを牽引してきた古豪の意地にかけても、浦和の勢いをとめにかかる。
得点力に悩む鹿島が、リーグ最多21得点を誇る浦和を迎え撃つ。明日の試合はどちらが先に点を上げるのか、口火を切るのは誰なのか?「得点力」が鍵を握る。
以上
2004.10.22 Reported by 柴田愛子
J’s GOALニュース
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