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【J1-2nd:第11節 東京V vs 磐田 プレビュー】中盤で主導権を握る事ができるか?がポイントとなる一戦(04.10.30)

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10月30日(土)J1-2nd 第11節 東京V vs 磐田(19:00KICK OFF/味スタ)
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優勝争いにも降格争いにも絡んでいない。それでも「ちょっとおもしろそう」なのがこのカードだ。共にポジションチェンジを繰り返し細かくパスを繋いでいくサッカーが身上。その美しいサッカーが影を潜めていた時期もあったが、ようやく本来の姿を取り戻しつつある両チームがどんな試合で観る者を魅了してくれるのか。いや、ちょっとどころか「かなり」おもしろそうな一戦だ。

前節、清水に完勝した東京Vは、第10節を終え5勝5敗と星を五分に戻し、順位も現在6位とまずまずの位置につけている。「最終的には5位以上にはなんとか入りたい」と選手達は話していたが、大分戦に続く連勝で更に上位を目指せる所まできた。

「我々は、ひとつでも多くの勝ち点を取ることを目標にすると同時に来年の事も視野に入れながら戦っている」と語るアルディレス監督の気持ちに応え、特に平本、相馬、小林大悟ら若手が好調。この若手達にベテラン勢も触発されており、チーム状況は上向きだ。「磐田も調子を落としていたが、徐々に戻ってきている。常に気を付けないといけないチームだし、難しいゲームになるだろう」とアルディレス監督。「ただ、うちはいい内容で2連勝をしてきた。磐田戦も続けなくてはいけない」と、この試合で改めて今のチームの力を確認したい考えだ。

その磐田も確かに長いトンネルを抜けつつあると言っていい。前節の対新潟戦の白星は未だ今季2つ目ではあるが、「結果も内容も伴ったゲームができた(DF田中)」、「楽しいサッカーだった(MF河村)」とのコメントからもわかるように、久しぶりに磐田らしいパスサッカーの見られた勝利だった。連敗中に「結果だけでは駄目。内容がいい勝ち方をしないと」と話していた名波も安堵の表情。同じように内容を伴った勝利が2試合続けば「いい時の磐田」に近付けるはず、とチームの士気は上がっている。

ましてや今節は山本新監督就任が正式に発表されて最初の試合で、更に高いモチベーションで臨むことになるだろう。監督交代は若手にとっては「一から自分のプレーを見てもらうチャンス(MF成岡)」で、追われる立場の主力の選手にとっても再アピールの場。新監督が指揮を執るのは11月13日の天皇杯からとはいえ、既にチーム内の競争は始まっている。東京V戦ではFWグラウとDF田中が出場停止となり、攻、守の要を欠く事になるが、それも代わりに出場するであろう若手(西野、カレンロバート、菊池ら)にとってはビッグチャンスとなる。

さて、やはりこの対戦では、どちらが中盤で主導権を握ることができるかが重要な要素。そこで目を向けたいのが、東京Vでいえば1ボランチの小林慶行、上がり目で並ぶ小林大悟と平野。対する磐田では服部、福西(河村)のWボランチと二列目の名波だ。

この6人はシステム上、それぞれが形成する三角形がぴったりと重なることになる。チームの心臓部ともいえるこの三角形の中で繰り広げられる攻防は、見応えのあるものになるはず。両チームとも得点する為にはこの中盤の均衡をどこかで崩していかなくてはいけない。

その役割を果たすのは、東京VならFW桜井か。中盤まで下がってのプレーが多い桜井に磐田のボランチとDFが翻弄されれば、東京Vの中盤に有効なスペースが生まれるはずだ。磐田なら左サイドの藤田が中に切込んでのプレーを数多く見せれば、東京V小林慶行が引きずられ、名波が自由になる空間を作る事ができる。そして逆にいえば、どれだけきっちりとマークの受け渡しができるかが、相手の攻撃を封じる鍵といえるだろう。

相手に先手を取り、自分たちのパスサッカーを展開できるのはどちらのチームか?ちなみに過去の対戦成績は磐田の16勝0分9敗と磐田が勝率で大きくリードしている上、こと味の素スタジアムでの磐田は負け知らず。データ上では磐田に軍配が上がる。

以上

2004.10.29 Reported by 高木聖佳

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