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【J2:第40節】仙台 vs 札幌:ベルデニック監督(仙台)記者会見コメント(04.10.30)

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10月30日(土) 2004 J2リーグ戦 第40節
仙台 1 - 1 札幌 (14:04/仙台/12,023人)
得点者:'62 村上和弘(仙台)、'78 相川進也(札幌)
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●ベルデニック監督(仙台):

「今日の結果には満足していない。当然今日の試合は、勝ちたいと思って臨んでいた。プレー内容は、前半よりも後半のほうがかなり良かったと思う。相手との比較で言えば、うちの方がたくさんチャンスを作ったと思うし、より勝ちに近いゲームだったと思う。だが残念ながら(サッカーとは)チャンスの数ではなく、得点を数えるゲームだ。前半はイライラしたプレーが多かった。簡単にボールを取られることも多かった。相手をもう少し上手く崩してチャンスを作る、そのための攻撃参加の人数が少なかった。後半はその点が改善された。前半ほど守備で下がることがなくなって、前目でしっかりボールを奪って、相手ゴールの近くで攻撃を開始することができた。ボールを速く動かすこともできたし、その中でチャンスを作っていくことができた。しかしパスの不正確さや判断ミスなどがあり、得点を上げることができなかった。守備に関しては一つ大きなミスがあっただけだったが、そのミスが失点に結びついてしまった。ただ守備に関しては全体的に見て、以前よりも良くなっていることは確かだと思う。相手が作るチャンスの数も減ってきている。だがそれでも失点があるということは結局同じだ。今日のようなゲームをしっかり分析して、そこから学んでいくことが必要である。こうした経験を積み、次に同じミスをしないことが重要だ。とはいえ勝ちに近いゲームができたことを考えると、勝てなくて本当に残念だ」

Q:今日の時点で、昇格の可能性が数字上完全に無くなったが、それを受けて。

「そういう状況になったことはよく知っている。非常に残念だ。昇格争いに絡むということが、サポーターにとっても選手にとっても、モチベーションになっていたと思われるので。ただ現実、こういうことになってしまったということだ」

Q:前線のプレーぶりに対する評価は?

「前半は全体として良くなかった中で、三人のプレーもあまり良くなかったと思う。前の選手との連携も少なかったし、お互いがサポートしあうには、距離が長すぎたと思う。シルビーニョもチャンスには絡んだが、決めることができなかった。こうした事情も考えて、もう一人FWを増やさなくてはならないと考えた」

Q:シルビーニョがFWに吸収されすぎていると思われたが、それを受けて後半はプレーが変わった。どのような指示を?

「シルビーニョもトップ下でプレーしている時には、どんどん前へ飛び出せという指示を出していた。最初から前にいるのではなくて、2列目から飛び出すことで相手のマークがずれる、と。前半の途中、それからハーフタイムで、もう一度そういう話をした」

Q:昇格が無くなったということで、今の時点での今季の総括を。また今後、昇格を目指すために何をしていくのか?

「総括については、この場でやるには時間がかかりすぎると思う。今後結果を出すためには、シーズン当初から強いチームを準備しておく必要がある。シーズンを通じていろいろ学びながらやっていくのでは遅い。今季は全く新しいチームということで、当初からいろいろな問題があった。シーズンを通じて、良い時と悪い時があったようにも思う。経験の無さという部分が、大事な試合において所々現れてしまった。チーム全体のプレーのクオリティ、それから何人かの選手個々の力は、トレーニングを通じて伸びていったと思う。ただそのプレーが、安定して継続できない。あとは経験が不足していた。それが、ホームでは良いプレーが出来るがアウェーでは勝てない。あるいは前半は良いのに後半は悪い、そういったことに繋がる。あとは第3クールの後半、そして第4クールの頭の辺りで、シーズンの行方を占うような大事な試合に勝てなかった。精神的なプレッシャーに打ち勝てなかった。それに対する経験は買うことができないから、自らが積んでいかなくてはいけない。そのためにも時間がかかるし、あるいは経験のある選手を買うということが必要だ。そうすればチームも変わってくるはずだ。だがこのチームが成長したことは間違いない。現在の結果だけ見ればJ2の中位のチームであるが、まだまだこれから伸びるチームであると思うし、現在においても、プレーの内容に見合う結果が出ていないという部分もある。今季と来季のスタート地点を比べたら、とても大きな差があると思う。来季は今季よりも、もう少し高いレベルでスタートすることができるだろう。今のチーム状況を私は把握しているし、どこに長所があって、どこに問題点があるかもわかっている。あとはどのポジションで補強が必要かということも。今シーズンはそれがはっきりしていなかった部分がある。あとはチーム状態の不安定さというものに対して、来年はもっと注意をしていかなくてはいけないだろう。これは新しくチームを作っていく段階のチームにとっては、よくある問題の一つだ。」

Q:残り4試合はどういう戦い方で行くのか?

「前にも述べたが、このチームには経験が必要だ。残り試合もその経験の一部である。選手にも言っているが、どんな状況でも100%の力を出していかなくてはいけない。そういう心構えでプレーすることで、貴重な経験を積むことができ、それによって選手個人やチームの力が上がっていく。そう考えるとモチベーションは常にあるはずだし、来シーズンに向けてもしっかりと準備をしていけるはずだ。今の状況でモチベーションを高く保てない選手は、後に大事な試合が来た時も、同じようにモチベーションを保つことができないだろう」

Q:「2年間で昇格できるチームを作る」という気持ちは、来季に向けて今も変わらないか?

「それは今でも変わらない。クラブのフロントに対しても来季の昇格に向けて何が必要か、はっきり話をしたいと思う。例えばどのポジションでどのような選手が必要か、具体的な名前を挙げて伝えたい。今シーズン始めのように『何をすればよいか、何もわからない』という状態ではなく、何をしなくてはいけないかをはっきりとさせて、来季に臨みたいと思う。あと、今季のようなトレーニング環境では、当然昇格は無理だ。例えば練習場も、うちのチームにとって一番ふさわしい時間ではなく、常に他の人に合わせながらトレーニングしなくてはいけない。あるいは常に良いグラウンドが使えない。そういう状況では何もできない。その辺をしっかりと考えてくれれば、それを踏まえたトレーニングを行なうことができる」

以上
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