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【2006FIFAワールドカップドイツ大会 アジア地区第一次予選 日本 vs シンガポール プレビュ−】「功労者」たちは「新戦力」たりえるか(04.11.16)

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2004年11月17日(水)19:20 Kick Off
2006 FIFAワールドカップドイツ大会 アジア地区第一次予選 グループ3
日本代表 vs シンガポール代表(埼玉スタジアム2002)
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 最終予選進出が決定したオマーン戦後、ジーコ監督はひとつの提案をした。「日本のサッカーに大きく貢献してくれた選手を呼びたい」と。蓋を開けてみれば大久保以外は馴染みあるメンバーがリストに載り、「功労者」も「新戦力」も呼ばれなかったことで、この件に対する世間の熱は冷めていったようだが、ジーコ監督のこの決断は妥当だったように思える。

 シンガポール戦は、いわゆる「控え組」が先発することになっている。ジーコ監督は、勝っているチームはいじらないという信念、そして連携をより成熟させるためにレギュラーを固定してこれまで戦ってきた。控えの選手たちは出場の機会が少なく、実際に試合でプレーを見せるという意味では「新戦力」であり、今回はその力を見極める絶好の機会なのだ。

 そこでまず注目すべきは、FW陣だ。玉田圭司(柏)は欧州遠征、アジアカップで定位置の座をつかんだものの、故障により9月のインド戦は欠場、10月のオマーン戦では復帰したもののペンチスタート。第一の選択から外れてしまった。その実力は折り紙付きで、鋭い突破が持ち味のスピードスター。しかし今回は、ポストプレーヤーが鈴木隆行(鹿島)ひとりに対し、本山雅志(鹿島)、大久保嘉人(C大阪)など玉田と同じようなタイプが多く招集されており、シンガポール戦はスピード型選手の生き残りを賭けた第一歩になる。

 それは当然、本山、大久保にも同じことが言えるが、特に大久保にとっては、より真価が問われる戦いになる。ふたりと異なり、アジアカップという実績がない分、この試合で出色の出来を見せなければならない。さらに玉田、本山は先発濃厚で、大久保にとっては途中出場で結果が求められる、より厳しい状況だ。スペインのマジョルカ移籍が決まり、関心も高い。そのなかでどれだけできるか。

 そして気になるのが、三浦淳宏(東京V)の存在。ジーコジャパンにあっても、特に左サイドは三都主で固定されており、三浦は長くその陰に隠れていた。ようやく巡ってきた出場のチャンス。しかも、この試合はいつもの3バックではなく、ジーコ監督当初の理想である4バックで臨む可能性が強い。三浦は、このシステムで不慣れなところを見せた三都主とは対照的に、クラブでも左SBのポジションを務めている。ここでいいところを見せておけば、ジーコ監督に4バックなら三浦と印象付けられ、さらには3バックでも出場機会を得る足掛かりとなるだろう。三浦には、誰もが「あんなのは蹴れない」という、野球のナックルのような無回転FKという必殺の武器もある。合宿ではジーコ監督の直接指導の下、シュート練習などに取り組んでいる。三浦にとって、シンガポール戦こそ正念場となる。

 日本代表はアジアカップ優勝により確かな自信を得たが、そのなかで控え組の果たした役割は大きい。出場機会をほとんど得られず、コンディション面、メンタル面の調整が難しいなか、選手たちはつとめて明るく振舞ってレギュラー陣を鼓舞した。それは、ある意味、主力選手たちよりも厳しい戦いを強いられたと言える。そういう面を考えると、彼らこそ最大の「功労者」でもある。もちろん、控えの選手たちは単なる「功労者」に甘んじてはいけない。大事な戦力としてジーコ監督にアピールしなくてはならない。11月17日、ようやくチャンスが巡ってくる。あとは、彼らがどれだけやってくれるか、それに期待したい。

以上

2004.11.16 Reported by スポマガ WORLD SOCCER
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