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【直前特集◎JユースCUP2004】今大会の展望&注目選手紹介●ディフェンディングチャンピオン広島とそのライバルたち(04.12.10)

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12月11日(土)から「第12回Jユースカップ2004 Jリーグユース選手権大会」の決勝トーナメントが始まる。Jリーグの誕生と共に産声を上げたこの大会は、高校のサッカー部ではなく、クラブチームに所属する高校生年代の選手たちのためのもので、「冬の王者」を決める舞台。全国高校選手権と同じく、3年生にとっては最後の大会となる。 今大会に参加する16チームは、8月に開幕した予選リーグを勝ち上がったJリーグ下部組織に所属する12チームと、各地域で開催された予選を勝ち上がったJリーグクラブの下部組織ではない地域クラブの4チーム。今年はその4チーム中3チームが、Honda FC、愛媛FCユース、横河武蔵野FCユースというJFLクラブの下部組織となっている。12月26日(日)決勝@長居スタジアム
JユースCUPの魅力とは
Jリーグのユースやクラブチームに対する認識・理解は、この数年だけとっても飛躍的に向上した印象がある。今大会に対する注目度が確実に向上しているのも確かだ。ただ、このJユースカップが一般にはまだまだ馴染みの薄い大会であるのもまた事実だろう。例えば、この大会は大人と同じ45分ハーフで行われている(全国高校選手権の1回戦〜準決勝は40分ハーフ)が、そのことをどのくらいの人が知っているかといえば、サッカーファンでも心許ないところではないだろうか。

しかし、間違いなくこの大会には一見の価値がある。近年、Jクラブユースへ優秀な人材のシフトが大きく進み、高校の指導者からはその嘆き節が多く聞こえるようになった。若い世代を見る楽しみの1つとして「将来大きく飛躍する選手を見ること」が挙げられるが、そういう意味で言えば、この大会の魅力は高校選手権に負けていないどころか凌駕している部分さえあるのである。

今大会のみどころ"
高柳一誠(広島)
高柳 一誠/広島
撮影:8月14日 J1-2nd 第1節
今年の大会を実際に展望してみると、余りにも定番なので気が引けるものの、やはり大会の中心に位置するのはディフェンディングチャンピオンの広島である。昨年の大会を制したメンバーの約半数が残っており、単純な戦力という意味では圧倒的な強さを見せた昨年のチームをも上回っている。既に日本クラブユース選手権、高円宮杯全日本ユース(U−18)選手権という2つの全国タイトルを奪取しており、今大会は前人未到の「3冠」へ挑戦する大会ということになる。

Jリーグで経験を積んだFW前田俊介(3年)、MF高柳一誠(3年)という2人のU−19日本代表候補がチームの大黒柱。前田を中心に形成する3トップはサンフレッチェの名前の由来となった「3本の矢」の故事そのままに1つの束となって対戦相手を圧倒する。トップ昇格の決まっているMF桑田慎一朗(3年)はこの3本の矢の一角にもなれば、ゲームの組み立て役に回ることもできる万能型。U−17日本代表のMF柏木陽介(2年)も相手チームにとって大きな脅威となる。守備陣も新潟入りの決まったU−18日本代表の藤井大輔(3年)とU−17日本代表の槙野智章(2年)のセンターバック・コンビ、そしてU−18日本代表でトップ昇格の決まっているGK佐藤昭大(3年)を中心にまさしく磐石。優勝候補の最右翼であることは間違いない。

優勝候補・広島のライバルたち
ただ、その広島といえども楽には勝てそうにない。1回戦からU−19日本代表候補にもなったMF山本真希(2年)が中心選手の名門・清水が相手。トーナメント表の反対側の山には今年2回も全国大会の決勝で対戦した磐田もいる。岡本達也(3年)と藤井貴(3年)のトップ昇格が内定している強力2トップと、中村豪(3年)、上田康太(3年)というこれまたトップ昇格の内定した選手を中心としたスキルフルなMF陣が織り成す攻撃は広島に勝るとも劣らない。GK八田直樹(3年)とDF森下俊(3年)という同じくトップ昇格が決まっている選手が中心となる守備陣の踏ん張りが優勝を狙うための鍵になりそうだ。磐田にとってまずは1回戦。ほとんど1、2年生チームとはいえ、FW多久島顕悟(2年)と安田忠臣(2年)を中心とした鋭い攻撃が光る福岡は油断できる相手ではない。

磐田の山では鹿島と横浜FMの1回戦も注目だ。日本クラブユース選手権では磐田を土俵際まで追い詰めた鹿島は、個々の質の高さに加えてハートの強さが魅力のグッドチーム。トップ昇格内定のMF吉澤佑哉(3年)を中心に前線から仕掛けるハードなディフェンスは、大会屈指の「嫌らしさ」を誇っている。対する横浜FMも今年の成績は今一つながら個々の能力は高く、鹿島とは拮抗した戦いになるだろう。192cmのFWハーフナー・マイク(2年)と期待のルーキー斉藤陽介(1年)が形成する2トップに注目。

広島の山では大分と川崎Fの一戦が注目か。大分はU−19日本代表のGK西川周作(3年)の名前が知られているが、MF梅崎 司(3年)も天皇杯で横浜FCの右サイドを切り刻んで名を挙げた好選手。来季からJ2甲府監督への就任が決まった川崎Fの大木武監督にとっては最後の指揮となる。

ポゼッション重視の市原と堅守速攻を持ち味とするHonda FCがぶつかるカードは番狂わせの可能性を秘める。浦和と三菱養和SCが対峙する「三菱ダービー」は力的にも興味深い試合となりそうだ。J2仙台への監督就任が決まった都並敏史監督が率いる東京Vにトップ昇格内定選手もいる愛媛FCがどう挑むか。若きタレント集団の柏に対する横河武蔵野FCはGK小原達也(2年)を中心に対抗したいところだ。

12回目を迎えたJユースカップ。その開幕がいよいよ迫っている。

今大会の注目選手たち
GK 西川周作(大分トリニータU−18)●1986.06.18生 183cm/80kg
高校入学と同時に宇佐FCからトリニータU−18に加入。ちょっと太めの体型からは想像もできないような俊敏な動きは、U−19日本代表としてプレーした「AFCユース選手権大会 マレーシア2004」で一般のサッカーファンにもお馴染みとなった。全国大会でも得点を記録した左足のFKで「和製チラベルト」の異名を持つ。来季のトップチーム入りが有力視されている。U−19日本代表候補合宿で負傷し、大会への出場は微妙な状況となっている。

DF 森下 俊(ジュビロ磐田ユース)●1986.05.11生 177cm/70kg
五十鈴中学校時代にU−15日本代表へ選ばれてから、各年代の代表を経験。エリート街道を歩んできた。強気のラインコントロールで3バックを統率する今大会最高水準のセンターバック。ヘディングも強く、セットプレーでは貴重な得点源ともなる。左足からの正確なフィードでビルドアップにおいても存在感を発揮。来季のトップチーム入りが内定している。

MF 柳澤 隼(柏レイソルユース)●1987.06.27生 173cm/62kg
ジュニアからレイソル一筋の生え抜き選手。広角へ的確にパスを散らすプレーが持ち味だが、高校に入ってからはドリブルに鋭さが増している。今大会に臨むレイソルは非常に若いチームとなっているが、それだけにまだ高校2年生とはいえ、彼にかかっている部分は大きい。U−19日本代表候補にも名を連ねている。

MF 前田 俊介(サンフレッチェ広島FCユース)●1986.06.09生 174cm/72kg
奈良の高田FCで小中学校時代を過ごし、高校からスカウトされてサンフレッチェユースに加入。今年はJリーグの舞台でも出場を重ねており、一般のJリーグファンにも広く知られた存在となった。鋭く繊細な左足と独特のドリブルは昔から大きな武器だったが、弱点だったフィジカル面がサンフレッチェユースの3年間で大きく向上した。来季のトップチーム入りが内定している。

(了)

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