12月11日(土)2004サントリーチャンピオンシップ第2戦
浦和 vs 横浜FM(19:30KICK OFF/埼玉)
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先週2回だった非公開練習を火、水、木の週3回。月曜はクールダウンで、今日、金曜日はミニゲームなどのコンディション調整なので、つまりは第1戦以降の練習を実質すべて非公開にした浦和。横浜FMに先行されて緊急特訓、ではない。このスケジュールは先週から決まっていた。第1戦の結果がどうあろうと、勝負は第2戦。ブッフバルト監督はサントリーチャンピオンシップ出場が決まったときからそう見込んでいたのだろう。
12月11日に向けた準備の状況は、監督と選手の話から推測するしかない。が、グラウンドにFWエメルソンの姿が見えない。この2004Jリーグ得点キングは毎年シーズンの終わり頃になると1年間酷使してきた体のあちこちに痛みが出てくるので、試合と試合の合間はコンディションを整えるだけの別メニューということも珍しくはない。しかし、そうハードでもない前日の練習を軽くランニングしただけで終わるというのはちょっと普通ではない。最後の練習を終えて、記者に囲まれたブッフバルト監督にはじめにぶつけられた質問はそれだった。
「一昨日から左ヒザに痛みがあり、明日の試合出場については五分五分」
「対策はすべて整っているが、唯一の考えるべきことはエメルソンが出られるかどうか」
浦和ファンにとってはややショッキングなコメントだが、エメルソン本人もそれを認めている。打撲などではなくボールを蹴った際に痛みが出たのだという。
「痛みはある。明日の試合前にテストしてみて決める」
実はエメルソンはヒザに故障を抱える前日、記者に対して気合い十分のコメントを残している。
「前の試合と同じ気持ちじゃ勝てないんだ。横浜FMは守備が固いだけではなくて強敵。こういうチームに勝つには少なくとも精神的に強くならないといけない。普通のリーグ戦とは違うんだ。この試合がチームにとってどれだけ大事な試合かわかっていないと勝てない」
約10分間、熱弁を振るった。これまでも大事な試合のときには、チームメイトにキャプテンさながらの檄を飛ばしてきたエメルソン。
それだけに、彼の出場の可否は第2戦の行方に大きく関わってきそうだ。
もっともエメルソンがハッパをかけなくても、赤い戦士たちのモチベーションは高い。第1戦の後半出場してエメルソンに絶好のスルーパスを出したMF平川は「内容的には負けた気がしない。向こうのやり方もわかったし、あとはどう突破するか。第1戦で負けたのは今週勝つため、みたいなもの」と鼻息が荒い。
DF闘莉王も「今年、埼スタでは負けていないし、うちのサポーターの力を証明する。日本一のサポーターからアジア一のサポーターにしたい」とJリーグの年間チャンピオンに与えられるアジアチャンピオンズリーグへの出場権獲得を目指す。
第1戦を出場停止だったDFネネは「横浜FMも浦和と同じように強いチームだし、経験者も多い。だが自分はプロ。勝つことしか考えていない。相手の速いFWにはスペースを与えず、スピードに乗せない」と語った。
3バックの右を固めるDFアルパイは「セットプレーで点を取ることを約束するよ。先制点か、優勝を決める点か、どちらか。第1戦では少しミスしてヘディングシュートをはずしてしまったが、今週は調子がいいんだ」とゴールを宣言。さらに第1戦で金色のスパイクを履いていたことを指摘されると、「アストン・ビラ時代の友人、ロニー・ヨンセンからのプレゼントさ。大事な試合のときにはゴールドのスパイクを履く。この2試合しか履かないんだ。そうだ、勝ったらこれをサポーターにプレゼントするよ」と景気のいいおまけまでつけてくれた。
第1戦を0−1でホームに戻って戦うのは、実質0−0からの勝負とほぼ同じ。満員の浦和サポーターが自分たちにしてくれる後押しを誰もが信じている。そんな浦和の選手たちだ。
ブッフバルト監督が珍しいことを言った。これまで、たとえばヤマザキナビスコカップの予選突破がかかったような試合でも、「浦和サポーターはいつも100%の力で応援してくれている。これ以上のことは彼らにお願いできない」と遠慮していた指揮官だったが、この日は違った。
「明日は試合開始から90分間、あるいは120分間、いつも以上の、そう1000%の応援をお願いしたい。今からお礼を言っておきます」
先にお礼を言われてしまった浦和サポーターたち。さあ、どうする。
以上
2004.12.10 Reported by 清尾 淳
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