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【第83回全国高校サッカー選手権大会 準決勝プレビュー】いよいよ国立での対決!ファイナリストをかけた戦い。(05.01.07)

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第83回全国高校サッカー選手権大会 準決勝
2005年1月8日(土)国立霞ヶ丘競技場
第一試合(12:10〜)国見−鹿児島実業
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第二試合(14:10〜)星稜−市立船橋
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 夢の国立で行われる準決勝第一試合は、国見−鹿児島実業の九州対決。激闘を勝ちあがってきた国見は、エース渡邉千真(3年)が調子を上げてきた。ベスト8の盛岡商業戦では、2得点を奪う活躍でチームを5年連続の国立へ導いた。厳しい試合が続いている国見だが、競り勝てるのはさすがともいえる。

 一方、鹿児島実業もエース山下真太郎(3年)が絶好調。状況判断が早く、的確で確実にチャンスを決めてきている。3試合で1失点と安定している守備も鹿児島実業の強みといえる。

 互角の戦いとなりそうな第一試合でカギを握るのは、先制点だろう。両者とも、攻撃面に関しては高さ、強さ、うまさを持ち合わせるチームである。どちらが先に点を奪うか。そして、その1点を守るのか、さらに突き放しにかかるのか。豊富な運動量とボディコンタクトの強さは他チームより抜け出ており、中盤での激しい奪い合いが繰り広げられそうな予感もある。互いによく知るチームだけに、どのようなゲームプランを立て、相手を攻略してみせるのか。小嶺忠敏総監督(国見)、松澤隆司監督(鹿児島実業)の知将対決も、見逃せない。
 
 第二試合は国立初登場の星稜対2年ぶりの優勝を狙う市立船橋。「守りの市船対攻撃の星稜になる」と本田圭佑(星稜3年)が言うように、特色がはっきり分かれるチームの対戦だ。
 
 まず星稜は、初戦の滝川第二(兵庫)を制し勢いに乗った。エース本田も好調で周囲を生かしながら自らも突破し、得点を挙げてきている。本田を中心に田宮裕之(3年)や大畑将徹(3年)が連動してゴール前を脅かせるか。対する市立船橋も初戦の東福岡(福岡)にPK勝ちした後は、粘り強い守備と得意のカウンターで準決勝にコマを進めた。

 この試合の注目はセットプレー。星稜は本田のFKが冴えている。直接ゴールはもちろん、180センチを超えるDFの込山和樹、作田裕次にわせること考えられる。市立船橋もセットプレーは自信があるところ、福袋克己(3年)のキックは正確でピンポイントで渡邊広大(3年)や榎本健太郎(3年)に合わせることができる。どちらのチームも攻守において空中戦を制せるか。ゴール前は混戦必死だ。そして、星稜の攻撃陣が堅守をどのようにこじ開けるか。エース封じに自信をのぞかせる市立船橋がどのように本田を抑えるのか。こちらも白熱した面白い試合となりそうだ。
 
 実力が均衡しているどちらの試合も、国立にふさわしいゲームとなるのは間違いないだろう。激しい試合を制しファイナリストとなるのは果たして、どのチームか。準決勝は1月8日、国立競技場で行われる。
 
以上

2004.1.7 Reported by 青柳舞子
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