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【A3 NISSAN CHAMPIONS CUP 2005 浦項スティーラーズ vs 横浜FM プレビュー】負傷者続出で苦しいメンバー構成を強いられる横浜FM。総力戦で勝ちたい開幕戦(05.02.12)

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A3 NISSAN CHAMPIONS CUP 2005
2月13日(日) 韓国・済州ワールドカップ競技場
13:30kick off
浦項スティーラーズ vs 横浜FM
16:00kick off
深セン健力宝 vs 水原サムスン ブルーウィングス
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 日本代表の松田直樹、中澤佑二に加え、FWの安貞桓、久保竜彦と、中心選手の多くを負傷や体調不良で欠く横浜FM。「今回は使える選手だけで戦うしかない」と日本屈指の知将・岡田武史監督も苦笑いする。それでも横浜FMには、同じく主力不在の中、昨年末のJリーグ・サントリーチャンピオンシップを獲った経験がある。この大会も「総力戦」で勝ちに行きたいところ。波に乗れるかどうかは明日の初戦・浦項戦の展開にかかっている。
 
「A3 NISSAN CHAMPIONS CUP2005」が明日13日、韓国・済州島で開幕する。今回は2004年Jリーグ王者の横浜FM、Kリーグ王者の水原サムスンブルーウィングス、同2位の浦項スティーラーズ、中国スーパーリーグチャンピオンの深セン健力宝の4チームが参加。総当りのリーグ戦を行って最強チームを決める。

 昨年もこの大会に参加している横浜FM。だが、前回は城南一和(2003年Kリーグ王者)に敗れ、惜しくも2位にとどまった。「アジアでのタイトル獲得」を目指していたチームには残念な結果に終わったが、A3を通じてチームの骨格が固まったのも事実。この大会とアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を掛け持ちしつつ、軌道修正を重ねていったからこそ、横浜FMは昨年Jリーグ1stステージを優勝。最終的に年間優勝もモノにできたのだ。
 そういう意味でも、A3は軽視できない大会である。岡田監督も「Jリーグ開幕まで3週間。3月からはACLも始まる。国際大会だけにもちろん結果も大事だが、この大会ではいろんな選手を試してみたい。オーストラリア合宿では南オーストラリア州選抜などと練習試合をしたが、実際にはあまり強くなかった。明日の浦項が今年最初の強豪相手のゲームになる。そういう試合で今のメンバーがどこまでやれるかをしっかりと見たい」と前向きに話していた。
 とはいえ、冒頭でも書いた通り、横浜FMは今、負傷者続出に苦しんでいる。安貞桓は昨年11月の韓国代表ゲームで骨折した右足首がまだ完治していないし、久保も腰痛に悩まされ続けている。浦和から移籍した山瀬功治の左ヒザ前十字じん帯断裂もまだ癒えていないし、松田も日本代表合宿中に起こした左太もも肉離れで離脱。この大会は登録メンバーから外れた。インフルエンザの遠藤彰弘も同様だ。山形から加入したばかりの大島秀夫もスポーツヘルニアを抱えていて、この大会はピッチに立てないと見られる。日本代表・北朝鮮戦で疲労困憊の中澤は途中合流となる予定だ。まさにチームは「満身創痍」といっていい。
 
12日午後。どんよりとした曇り空で、意外なほど気温の低かった済州ワールドカップ競技場での公式練習後、岡田監督は「フルで使えるFWは山崎(雅人)、ジロー(清水範久)くらい。坂田(大輔)もスポーツヘルニアからようやく復帰してきて45分ならプレーできる。新外国人選手のアデマールも30分限定の出場になるだろう。今いる選手たちをうまく使っていくしかない」と話していた。ミニゲームを見る限りだと、明日はGK榎本達也、DF(右から)栗原勇蔵、中西永輔、河合竜二、ボランチ・大橋正博、那須大亮、右サイド・田中隼磨、左サイド・ドゥトラ、トップ下・奥大介、FW清水、坂田がスタメンでピッチに立つだろう。坂田は前半だけで退き、後半はアデマールか他のFWが出てくる形になりそうだ。今大会は試合に出られる状態の選手全員にチャンスがある。みなJリーグ開幕スタメンを虎視眈々と狙っているだけに、高いモチベーションのプレーが見られそうだ。

 対する浦項は横浜FMと同じ3−5−2。98年フランスワールドカップに出場しているGKキム・ビョンジ、昨年のKリーグ新人王に輝いた左サイド、ムン・ミンギ、同じくKリーグベストイレブンに名を連ねたブラジル人MFタバレス、DFサントス、そして新加入のダ・シルバあたりが注目選手だ。外国人助っ人3人が元気な状態だけに、横浜FMは苦戦を強いられるだろう。
 こういう短期決戦は、まず失点を抑えるところから全てが始まる。国際経験豊富な中西を軸に、高さと強さを誇る河合、栗原が浦項の攻撃陣をガッチリ抑えれば、試合の流れは自然とこちらに傾く。昨年末のサントリーチャンピオンシップで浦和を封じたような「鉄壁の守り」を見せれば、浦項といえどもそう簡単にはゴールを割れないはずだ。この堅守をベースにしつつ、清水と坂田のスピード、奥のテクニック、田中とドゥトラの思い切りのいい飛び出しが出せれば、得点チャンスは必ずめぐってくる。あとは数少ない決定機を決められるか。それが勝負の分かれ目になる。
 
 岡田監督は苦しい状況に追い込まれた時ほど、絶妙の采配を見せる。今回のようにメンバーが揃っていない時、日本屈指の知将は一体、どんな策を講じてくるのか。そんなところにも注目しつつ、明日のゲームを見たい。
 
2005.2.12 Reported by 元川悦子

以上

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登録選手一覧:浦項スティーラーズ(Jリーグ公式サイトへ)
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