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【A3 NISSAN CHAMPIONS CUP 2005 水原サムスン ブルーウィングス vs 横浜FM プレビュー】FW陣に続き守備陣もピンチ。それでも、あくまで「王座」を狙う岡田マリノス(05.02.18)

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A3 NISSAN CHAMPIONS CUP 2005
2月19日(土) 13:30 kick off 韓国・済州ワールドカップ競技場
水原サムスン ブルーウィングス vs 横浜FM
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東アジアクラブ王座へあと一歩と迫っている横浜FM。だがここへきて、2戦にフル出場した河合竜二がカゼでダウン。最終ラインを統率していた中西永輔も、深セン健力宝戦で踏まれた左足甲の痛みが収まらず、明日19日の水原サムスン ブルーウィングス戦出場が微妙になった。左足首ネンザの中澤佑二はすでに欠場が決定。大島秀夫、山崎雅人の2人しかいないFW陣に続き、守備陣までもが非常事態に陥ってしまった。
それでも、Jリーグ王者のプライドにかけて、タイトル獲得を諦めるわけにはいかない。明日は「総力戦」で勝ちに行くしかない。

韓国・済州島の済州ワールドカップ競技場で開催中の「A3 NISSAN CHAMPIONS CUP 2005」に挑んでいる横浜FM。明日の最終日は、13時半から2004年Kリーグ王者・水原と優勝をかけた大一番に臨む。
初戦の浦項と1−1の引き分けでスタートし、2戦目の深センには2−0で快勝した横浜FM。「初戦は今季初の90分ゲーム。コンディションも悪く、パスを回して攻める自分たちのサッカーがうまくできなかった。でも2戦目はかなり流れがよくなった」と岡田武史監督も言うように、チーム状態は確実に上向いている。初戦の後、40度の高熱を出して倒れた奥大介も復帰し、微熱で最終戦出場が危ぶまれた山崎も18日のトレーニングで元気そうな姿を披露。指揮官を安堵させた。

しかし、その一方で新たな離脱者が出た。まずは2試合通じて鉄壁の守備を担っていた河合だ。彼も奥らと同様、高熱を出して動けない状態らしい。加えて中西も左足甲の痛みに苦しんでいる。「今日(18日)の時点では、痛くてスパイクも履けない状態。明日の朝、どのくらいよくなっているかでプレーできるかどうかが決まる。自分としては、ここまで来たんだから勝って帰りたいし、何とか出たい」と本人は意気込みを見せる。が、岡田監督は1週間後のゼロックススーパーカップ、2週間後のJリーグ開幕を念頭に置き、ムリはさせない方針だ。
中澤も左足首ネンザが治らず、今大会は出場が不可能となった。この3人が出られない場合、登録メンバーで守備陣は栗原勇蔵と原信生の2人しかいない。那須大亮もDFをこなせるので、3バックを採ることはできるが、状況によっては4バックで戦う可能性も出てきた。

FW陣の人材難も相変わらずである。「A3 NISSAN CHAMPIONS CUP 2005」開幕前からリハビリ中だった安貞桓、久保竜彦に加え、坂田大輔が前の試合で左ヒザ内側じん帯を痛めてしまった。体調不良の清水範久はいまだに練習にも戻れていない。もはやピッチに立てるのは山崎と大島だけ。大島もスポーツヘルニアが回復したばかりで不安はあるが、「深セン戦に60分出たけど、痛みは出なかった。だから明日は90分行けると思う。行けと言われれば、どこまでもやります」と力強く宣言。Jリーグ開幕時のスタメン獲りに燃えている。中盤は上野良治、大橋正博、熊林親吾とフレッシュな選手が多いだけに、何とか明日の水原戦を乗り切れそうだ。

その水原だが、彼らも負傷者続出で苦しんでいる。第2戦の浦項戦でキャプテンを務める左サイドの崔成勇(元神戸/20:CHOI SUNG YONG)が左太もも肉離れで全治6週間の重症を負った。さらに最終ラインを担う郭熙柱(29 :KWAK HEE JU)も左アキレス腱を傷め、全治1週間と診断された。明日の試合出場は間違いなく不可能だ。とはいえ、水原の選手層は非常に厚い。FWには2試合で4得点を挙げているブラジル人ストライカー・ナドソン(12:RODRIGUES DE SOUZA NADOSON)がいるし、かつてJリーグでプレーしていた安孝錬(元京都/13:AN HYO YEON)、金大儀(元市原/11:KIM DAE EUI)、金東鉉(元大分/10:KIM DONG HUN)らのストライカー陣も健在だ。中盤には2002年ワールドカップベスト4のメンバーである金南一(5:KIM NAM IL)も君臨する。しかも指揮を執るのは、98年フランスワールドカップの韓国代表を率いた車範根(CHA BUM KUN)監督。彼らは決して侮れないチームである。

12日の練習を取材していた韓国人記者によると、明日の予想スタメンはGK李雲在(1:LEE WOON JAE)、DF(右から)趙星桓(25:CHO SUNG HWAN)、朴建夏(18:PARK KUN HA)、ムサ(6:MUSA JAVIER MARTIN)、ボランチ・金珍友(7:KIM JIN WOO)、右サイド・趙源熙(23:CHO WON HEE)、左サイド・金斗[火玄](4:KIM DO HEON)、トップ下・金大儀、FW安孝錬、ナドソンの3−5−2。
最も警戒すべき存在はナドソンだ。「彼のことは以前から知っているけど、とにかくシュートがうまくなったね」と岡田監督も感心するほどの決定力を誇るストライカーである。昨年末のJリーグチャンピオンシップでエメルソン(浦和)をシャットアウトした河合がいれば心強いところだが、残念ながら明日は欠場が決まっている。となると、エースキラーの役割は若い栗原に託されるだろう。「強さもあるし、シュートがうまいんで、前を向かせないようにしたい」と本人は意気込む。金髪のDFが銀髪のブラジル人FWをキッチリ止めるところを明日、ぜひこの目に焼き付けたい。

横浜FMのスタメン予想は難しいが、中西が出られるならば、GK榎本達也、DF(右から)栗原、中西、那須、ボランチ・上野、大橋、右サイド・田中隼磨、左サイド・ドゥトラ、トップ下・奥、FW大島、山崎のイレブンだろう。今回も熊林をFWとして途中出場させる可能性がかなり高そうだ。
「相手が水原だろうが深センだろうが、こちらのチーム事情がどうであれ、自分たちのやるべきサッカーは変わらない」と岡田監督はどこまでも潔い。勝って優勝するためには、まずはナドソンら破壊力あふれる相手攻撃陣をキッチリと封じる必要がある。ここが崩れたら、今の陣容では苦しいかもしれない。とにかくガッチリ守ること。その上で、パスを回しながら小気味よく攻めるサッカーを実践すれば、十分に勝機は見出せる。一昨年から積み上げてきた武器であるセットプレー、上野のミドルシュートや奥の飛び出しなど、横浜FMにはゴールを奪う手段がいくつもある。そういう形を数多く作り、タイトルを日本に持ち帰ってほしいものだ。

岡田監督と車監督の激突は98年4月1日以来。2人は97年11月1日のワールドカップ予選で初めて顔を合わせ、3回対戦しているが、対戦成績は2勝1敗と岡田監督が上回っている。「そんな昔のことは忘れた」と指揮官は苦笑いするが、人一倍勝ちにこだわる彼がそんな戦いを忘れるはずがない。約7年が経過し、アジアを代表する知将はどう成長したのか。それを確認するうえでもこの決戦は見逃せない。

2005.2.18 Reported by 元川悦子

以上
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