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【2005ゼロックススーパーカップ 横浜FM vs 東京V プレビュー】負傷選手は多いが、チームには動揺なし。万全の守備陣をバックに勝利を目指す横浜FM(05.02.25)

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2005ゼロックス スーパーカップ
2月26日(土) 13:30キックオフ 横浜国際総合競技場
「横浜 F・マリノス」(2004Jリーグ年間チャンピオン)
     vs
「東京ヴェルディ1969」(第84回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝)
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ゼロックススーパーカップはJリーグ開幕1週間前に行なわれる大会で、それだけに今シーズンのリーグの勢力図をはかるひとつのバロメーターともなりうる。

昨シーズン年間チャンピオンで今季も優勝候補のひとつである横浜FMが、果たして予想どおりのチーム力なのか。もちろんケガ人でベストとはいえない布陣だが、それでも攻守のレベルのダウンを最小限に保てるのが横浜FMの強さといわれる。守備では代表コンビの中澤、松田に加えてベテランでマンツーマンに強い中西、パワフルで進境著しい栗原、大舞台で仕事が出来るトライアウト出身最高の成功者・河合と人材には事欠かない。だから、ある程度システムが変動しようとも、守りは安心。

問題は攻撃。久保、安貞桓に加えて坂田まで間に合わない状況、さらに新加入のアデマールはコンディション的に難しい。ツートップは清水と大島、2人とも好プレーヤーではあるがフォワード陣全体として考えれば、現有偏差値は高くはならない。
ところが岡田F・マリノスに、それほどの動揺が感じられない。「ゴールはフォワードでなくてもいい。そこまでの課程をどうつくるか」「サッカーで3点以上は通常必要ない」そういう認識が練習から漂う。これは、当初からの岡田イズムが浸透してきたことと、昨年のチャンピオンシップの戦い方と結果に裏打ちされた自信からだろう。

さて対する東京Vのアルディレス監督は、2000年と2001年のファーストステージに横浜FMを指導していた。パスをゆっくりでもいいからしっかり正確に繋いでビルドアップし、あるエリア、あるタイミングでスピードアップさせたオフェンスを指向していた。岡田監督もスピードの緩急は重要としているが、今の横浜FMはまず速いスピード、そこで詰まればペースダウンとアルディレス時代とはひと味違う流れだ。

両チームの対戦。選手に意識していないが、第三者的に見れば、最近の横浜FMはやや東京Vを苦手にしているのではないかと思える。代表組が不在とはいえ、昨年のヤマザキナビスコカップで2連敗、とくに2戦目の0−3は完敗というより惨敗だった。中盤でも支配しきれずトップをしっかりマークされ、決定機をしっかりものにされる。続くセカンドステージの最終節も、横浜FMはサントリーチャンピオンシップ前の調整の色が濃かったとはいえ、東京Vにボールポゼッションで上回られていた。

この相関関係は一時的なものなのか、それとも続くのか。この試合内容によって、天皇杯覇者で攻守にレベルアップしている東京Vが優勝争いのトップグループにランクされることだろう。
パスの繋ぎと攻撃スピードの変化、さらに勝負どころでの両将の駆け引き。Jリーグスタート当時の黄金カードが、時を経て、新たな好カードへと生まれ変わる。


2005.2.25 Reported by 池田博人(インサイド)

以上
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