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【J1:第8節】千葉 vs G大阪:オシム監督(千葉)記者会見コメント(05.04.28)

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4月28日(木) 2005 J1リーグ戦 第8節
千葉 3 - 1 G大阪 (19:03/市原/4,885人)
得点者:'44 巻誠一郎(千葉)、'56 水野晃樹(千葉)、'72 水野晃樹(千葉)、'74 吉原宏太(G大阪)
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●オシム監督(千葉):

「この試合というよりは、この試合の前に考えていたことは、G大阪のようにどこのチームにでも勝てるようないいチームに対して、もしも今日負けたらどうなるだろうといいうことです。そちらの方向で物事を考えていました。
ただ、試合についてはうちの選手は規律よくやったと思います。たぶん選手たちはチェルシーとリバプールの試合を見たんでしょう、真似したんだと思います。そういう意味ではしっかりと相手を抑えていました。特にG大阪の重要な主力選手をしっかり抑えていました。フェルナンジーニョ、大黒、アラウージョ、シジクレイです。そういう選手を抑えられるとG大阪は苦しいでしょう。
ただ、また結局失点しました。G大阪が点を取るようなプレーをしたのも確かですが、うちは失点をしないことを学ばなければいけません。逆にうちが毎回点が取れるというわけではないので。
今日のこの風は、千葉のほうに向きましたね」

Q:意図的に前半は風下を選び、意図的に前半は右サイドから攻めたのか?
「阿部がコイントスで負けたんじゃないですか。(記者から勝ったことを指摘されて)いい選択だったんじゃないですか。体力が万全な状態のときは逆に風下で戦った。ただ、日本は天候が変わりやすいので、後半になったらあの風が止まないとも限りませんよ。それとも後半になってまた逆向きに風が吹いたかもしれません。もしもそうなっていたら、前半も後半も風下にいたかもしれません。
勝ちたいという気持ちが大きかったのも確かですし、その分神経質になっていたのも確かです。ただ、プレーの内容はいいものがありましたし、得点チャンスを逃した部分もありました。それは人間がやることなので。
今日の試合は負けていた部分もありますし、Jリーグはすごく混戦のリーグなので、これからも厳しいと思います。ただ、今日の試合に勝って、選手が少しプロ意識を持てたことはよかったと思います。
サッカーは遊びではない。彼らにとっては義務であるわけですから。観客に対してもスポンサーに対しても、そして自分たちにとっても。試合に勝っても負けても、観客が拍手するような時代は終わると思います。ということは観客のほうもプロフェッショナルな目で見ているということです。観客はお金をもらっているわけはなく、払っているわけですから。そういう意味では、やはり応援しているチームが勝つのを見に来ているわけです。少し危険な話ですけど、そういう方向に行っていると思います。
攻めるのは、いつも攻められるところから攻めます。それは見ていればわかると思います。今日は内容的には勝った試合ですけど、ただ私が監督して見ている限りは、鹿島戦、清水戦を許すわけにはいきません。他の人はいい試合だと見ても、私はそうは思いません。毎試合、そのような厳しい目で見ないといけません。特に、他のチームが持っているような質を持っていないチームですから。うちの選手が、自分がいちばんいい選手だと思っているなら、もうサッカーをやらないほうがいいです」

Q:今日、水本選手ではなく結城選手を起用した理由は?
「結城は千葉の選手ではないんですか? 彼は試合に出てもいいですよね」

Q:水野選手についての評価は?
「ただ、皆さんが写真をとって彼をはやしたてると、また点が取れなくなりますよ。
1つ前の質問に戻りますが、水本は大分戦でよくないプレーをしました。そこで代わりに結城が入って、結城がいいプレーをしました。ただ、水本はレギュラーの選手なので鹿島戦で使いました。ただそこで、全てが彼のせいではないけれど4点を取られて、水本はあまりいいプレーではありませんでした。そして清水戦も同じで、結城はいいプレーをずっと続けていたからです。水本がレギュラーになったということ自体、千葉にとっていいことですが、やはりいいプレーをしている結城を使っていくというのも大事なことです。
ただ、今日の試合に関しては、大黒をマークする、大黒のような足の速い選手に対しては水本のほうが足が速いので、水本のほうがいい。そういう意味では結城を使うということはリスクを冒すことになりますが、結果的には結城は今日はすごくいいプレーをしました。あとはG大阪に背の高い選手がシジクレイしかいないという意味では、やはり空中戦を制する意味でもやはり結城を使いました。
ACミランとPSVの試合でもヒディング監督はブーメにシェフチェンコを抑えるように言ったけど、シェフチェンコに点を取られました。そこですぐに選手を代えました。そういうことが大事だと思います。最後はミスをすれば、私がクビになるわけです。私もミスをしますが、そういう大きなミスはしてないと思います」

Q:フェルナンジーニョを阿部がマークして、アラウージョを斎藤がマークして、いつもと逆のケースが多かったようだが。阿部を下げていたということは守備に重きを置いていたのか。
「ただ阿部はいつもどんなプレーをしていると思いますか?
(記者から「相手のキーマンを潰している」と聞いて)今日はどういうことをしていたと思いますか? 阿部が相手のいちばんいい選手を潰したわけで、他に何かありますか。それでも、さらに今回は阿部も攻めましたよ」

Q:フェルナンジーニョがいちばん危険な選手と考えたのか?
「いちばんいい選手という意味ではなくて、彼が他の選手を生かすという意味です。要は彼が自分から前に行きながら、自分がパサーにもなれる選手で、そして先が読めないプレーをする選手だからこそ、彼を抑えれば、大黒などが生きないという意味で阿部にマークさせたんです。
アラウージョや大黒にフェルナンジーニョから血管がつながっていて血が流れているとすれば、そこで血管を絶てば血は流れないでしょう。そういうアイデアでした。成功したかは別にしてね。
(最後に)負けたときは負けたときで別の結果になりますけど。それはいつ変わるかわからないです」


以上
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