○国際親善試合〜FIFAワールドユース選手権大会 オランダ2005 壮行試合〜
5月11日(水)19:00キックオフ/熊本KKウイング
U-20日本代表 1-0 U-20カメルーン代表
得点者:40' 平山相太(U-20日本代表)
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○大熊清監督(U-20日本代表)
「まず、このような多くのサポーターの方に来ていただいて、それと、こういう場を用意していただいたことに心より感謝申し上げたいと思います。相手は年代が下の選手もいたみたいですけれど、日本ではなかなか味わえないフィジカルを持っていたし、ワールドユースに向けて非常にいい経験になったと思っています。試合については、選手たちは前向きに、方向性や気持ちをピッチで表現しようと努力はしたと思います。ただ90分間、高いレベルで持続させるだけのフィジカルが全員にあるわけじゃないということで、後半、運動量が減り、それに伴ってやる方向性がぶれてきたというところが、まだまだ足りない部分かなと思いました。結果については勝ちましたけれど、常に言っている決定力という意味では、これだけ外していてはワールドユースでは少なくとも勝ちに持っていけるようにはならないと思います。そういう意味では、フィジカル、決定力を含めて初戦の6月10日に向けて修正なり、肉付けをしていきたいと思います」
Q:今日の平山選手に対する評価を教えてください。
「やはり後半の組み合わせ、森本もそんなに高い位置で守備が出来ないということと、平山もフィジカル的にも、守備のきっかけ作りをするタイプではないので、原がいなくなって少しボールを取る位置だとか、きっかけ作りが遅くなったというような所は感じました。けれど、高さなり、前線での時間を作るという意味では、まずまず自分の役割を理解して表現をしていたというふうに思います。ただ、運動量を含めて、ボールを失う回数とかが、後半多いという部分でフィジカルが必要になってくると思う。6月10日に向けて、彼自身ももっともっと、いいものを続けられるフィジカルを身に付けなければいけないと思います。あとは決定力も、彼が決めればという場面があったので、それも今後の課題だと思います」
Q:前半も決定機を随分外していましたけれど、ハーフタイムには、どのような指示をされたのでしょうか。
「あれだけ崩していて入らないというのは、決定力という個人の部分の問題であって、クロスの質という部分では、出し手と受け手で合うようにはなってきていると思います。それを決めきるかというところ。決定力の部分は個人の能力が多いかなということで、そんなに指摘はしなかったです。他の攻守に渡ってのこととかに時間を割いて指示をしました」
Q:今日のダブルボランチについての評価はいかがでしょう。
「初めてのダブルボランチなので、まずまずの攻守の貢献度だったと思います。何回か速攻を食らう場面があったり、まだまだ修正部分もあるんですけれど、初めての組み合わせにしては、攻守にまずまずの出来だったと思います。ただ、カメルーンも移動とかがあって、中盤のプレッシャーがゆるくて繋げた部分もあるので、今後も見ていきたいと思います」
Q:交代枠が7人ある中で3人の交代でしたが、その意図を教えてください。
「ワールドユースに行くと、交代枠は3人だと思います。その中で、この相手と緊迫した環境を与えていただいて、最後に逃げ切りの時間帯をどういうふうにするとか、その辺をやりたかったというのもあります。残りのメンバーに関しては、明日も練習試合がある。その中でメンタル的にも表現できる選手が残っていくというところがあったので、3人の交代で逃げ切りにチャレンジしたというのが実態です」
Q:次の豊田スタジアムでの試合(5/24)に向けて「ここだけは」という課題と、メンバー的に使いたい選手がいたら教えてください。
「うれしい悲鳴なんですけれど、J1に出ることによって怪我とか、集まれないというジレンマもあります。その分、選ぶ苦労もありますが、この年代が少しずつ力が付いてきたというのは間違いないと思います。今回、辞退をした選手、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)で参加できなかった選手を中心に最後の試合は試したいという部分もあります。だた、ここでチームに残したい部分もあったんで、それを残しつつ、来てない選手の力をチームに入れて力を上げられればと思います。誰が間に合うかというのは分からないので、今日の試合を参考に、更に攻守が上がるように誰を入れたらいいかというふうに見たいと思います」
Q:増嶋選手を中心とした3バックの評価について教えてください。
「前線の守備が少しずつなくなったことによってラインが深くなったというところがあると思います。それは増嶋を含めたDFラインの問題だけではないと思う。繋ぐ力だったり、前線でのきっかけ作りが遅くなったりということもあったと思うんですけれど、ああいう時間帯はあるので、それをきちっと守りきるということも必要。チームとしてつなぐこととか、前線の守備能力を平山とか森本がもっと上げて、それをきっかけにラインの上げ下げを、もっと後半に出来ないといけない。あのままで、あの時間帯を守りきることは、ワールドユースではなかなか難しいと思っています。そういう意味では、運動量が全体的に落ちたというのが要因になったんじゃないかと思っています」
Q:フィジカルの問題や決定力というのは、そうすぐに身に付くというものではないと思います。そういう意味で、この合宿は調整という意味になるんでしょうか。
「いえ、それは明らかに走りこんでいきます。というのは、例えば、平山、兵藤というのは大学でやっていて、大学は試合が多いんですけれど、今日の試合のように力を出し切る試合を毎試合しているかといえば、多少、疑念が残るところがあるので。合宿の後、オランダに行ってからも1週間あると思いますし、開幕は6月10日ですので、それは間違いなく鍛えて、もう1ランクも、2ランクも上に持って行かなくちゃいけないというところがあります。選手たちに言っているのは、自分のチームに帰ったときに、いろんな環境があっても、やはり自分で、代表に集まった時のためにレベルを上げろと。その環境の中で意識を持って精一杯レベルを上げる。さらにいろんなレベルを上げていかないと、そんなに簡単に結果は出ないと思っています」
以上
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