5月14日(土)J2 第12節 福岡 vs 山形(13:00KICK OFF/博多球)
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第2クールの開幕戦、福岡は博多の森に現在2位の山形を迎える。山形は福岡と同様、J1昇格候補に挙げられる好敵手。前回の対戦(5節)は荒れたピッチで限られたサッカーしか出来ない中での戦いだったが、好天が予想される博多の森での対戦は、互いに持てる力を十分に発揮する好ゲームが期待される。第2クールに勢いをつけるためには、まずはライバルに勝利したい思いは両チームに共通するもの。もちろん、サポーターも注目の一戦に熱い視線を送っている。
福岡の第1クールは4勝6分1敗の勝ち点18。これまで築いてきたベースを基に負けないチームであることを印象付けたが、その反面、勝ちきれないという側面も見せた。昨年の主力が移籍したこと、シーズン序盤に怪我人が続出したこと、決定力不足が顔を見せたこと等々が原因になり、思うように勝ち点を伸ばせなかった。しかし、選手たちに焦りの色はない。「(勝ちきれないのは)ほんのちょっとしたこと。ここで大きく変えたい。待っているわけにはいかないので、こちらから仕掛けていく」と太田は力強く宣言した。
山形との試合は仕切り直しの1戦となるが、チームのやり方に大きな変化はない。「自分たちを見失わないことが大事。その中で、それぞれの質を上げることが必要。向上する方法は十分にある」とは松田監督。その背景には、怪我人が徐々に復帰しつつある現状がある。特に古賀、宮崎、山形恭平、さらには大塚が調子を上げているMF陣は競争が激しく、それがチーム力の向上につながることは間違いない。あとはトレーニングで積み重ねたことを勇気を持って試合で表現するだけだ。
一方の山形は5勝4分2敗の勝ち点19。福岡を勝ち点で1点抑えて、2位で第1クールを折り返した。シーズン序盤は勝ちきれない試合を続けたが、試合を重ねる中で調子を上げてきた。現在は2連勝中。直接のライバルである福岡を倒して3連勝を飾りたいところだ。人もボールも良く動くリズミカルなサッカーは健在。ただし、「ボールをもらってもシュートの決定的なところまで持っていけない」(鈴木監督)というように、こちらも決定力が課題だ。
バランスよく配置された中盤と高い最終ライン。全体をコンパクトにして高い位置からプレスをかけて組織で戦うのが山形のスタイル。攻撃の主体はサイド攻撃で、特に右サイドの佐々木が開幕から切れのある動きを見せている。前線ではチッコがターゲット役を務め、原がスペースを狙って飛び出していく。左サイドからの内山のオーバーラップも要注意だ。組織重視のスタイル、フォーメーション、戦い方等、福岡とは非常に似たチームと言える。
さて、過去の対戦がそうであったように、似た者同士の戦いは「我慢比べ」の一戦となる。おそらく勝負を分けるのは1プレー。互いに相手にチャンスを与えることが少ないことは容易に予想され、わずかな隙を突けるかどうかで勝負が決まる。もちろん、不用意なミスは絶対に許されない。ここのところフリーでシュートを打たれる場面の多い福岡は、中盤とDFラインの連係を修正しておくことが必要だろう。
いずれにせよ、一瞬も目が離せない試合になることは間違いない。じりじりした展開の中にやってくる歓喜の一瞬。その喜びに浸るのはホームの福岡か、それともはるばるアウェイに乗り込んでくる山形か。注目の一戦は14日、13:00に博多の森でキックオフされる。
以上
2005.05.12 Reported by 中倉一志
J’s GOALニュース
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