5月14日(土)J2 第12節 札幌 vs 水戸(14:00KICK OFF/札幌厚別)
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運営会社の取締役の逮捕。今週初め、札幌はピッチ外で不祥事が起こってしまった。それでも「グラウンドで結果を出すしかない」と柳下監督が言うように、チーム、選手は練習や試合に集中するのみだ。
9位の札幌と10位の水戸。共に勝点は11だが、スタイルは好対照。水戸は守り、札幌は攻めの姿勢を示そうとする。札幌の今季第1クールの総シュート数は122(Jリーグ公式サイト「チーム別集計結果」参照)。これは昨季の各クールの総シュート数を上回っている。今季はシュートを打つところまではたどり着いている、成長の証拠だ。
柳下監督は水戸の陣容を「9人で守っている」と言い表す。そういう相手を攻略するのに、スペースの狭さに苦慮すると思われるが、それでも中途半端なところで水戸にボールを奪われ、カウンターを食らわないよう、最後のシュートまで攻め抜くことがカギとなる。そしてリーグ戦9得点という低い決定力からの脱却には「ゴール前での落ち着き」(柳下監督)がいかにできるかだ。
対する水戸は、分厚い中盤でしぶとさを発揮し続けて、左2列目の関のイキの良さ、トップ下の永井がつないで、前線の強力な槍・デルリスへ託すことに尽きる。第1クールのこのカード(第5節)ではデルリスが先制点を決め、相性はバッチリだ。逆に守りが続かなければ、苦しい。前節では一時は2対1とリードするも仙台・シュウェンクのゴールで同点に追いつかれ、引き分け。今一度、しぶとさを取り戻したいところだ。
第10節・鳥栖戦から第11節・仙台戦にかけてのゴールデンウィーク中の連戦では、疲労を考慮してセンターバックを森から吉本に代え、吉本は仙台戦で良い堅さを見せていた。今節は前田監督が見て、どちらのパフォーマンスが高いと評価するかもポイントだ。
札幌はこれまで、長身かつ行動範囲の広い中山へのハイボールを、堀井が走り回って拾い、チャンスを広げた。だが堀井は前節で接触を受け、左足脛骨骨折で戦線離脱。復帰は第4クール中の見込みだ。堀井に代わり台頭するFWは相川か清野か。相川はくさびを受けるのと、ゴール前で強引に押し込むのを得意とし、最近では第9節・徳島戦で途中出場し1得点の実績がある。清野は練習中に腰を打ったこともあり、ここ数試合はベンチにも入れなかった。このへんでそろそろ挽回なるか。
また「第4のFW」として、いきなり先発は難しいだろうが、「ゴール前での落ち着きが最もある。何を考えて動いているかがいちばん分かる」という意味で柳下監督の評価が高いのが、札幌ユースから昇格したばかりの石井だ。新人ゆえまだ線の細さも見受けられるが、彼が16人のメンバーの中に入れるかどうかも試合前の注目点だ。石井は開幕戦で途中から12分間出場。縦パスで前線へ絶好のボールを供給というシーンを一つ披露している。
この日は今季初の札幌厚別でのホームゲーム。札幌のサポーターやチームが抱える曇りを拭き取るような青空が覆うことを祈りたい。
以上
2005.05.12 Reported by 永井謙一郎
J’s GOALニュース
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