5月14日(土)J1 第12節 東京V vs 柏(15:00KICK OFF/味スタ)
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GWの連戦も終わり、Jリーグは今節で一旦中断期間を迎える。長いリーグ戦の最初の節目となる12節、味の素スタジアムで行われるのは現在15位の東京Vと17位の柏の一戦だ。
東京Vはここまで2勝5分4敗、特にここ5試合は勝ち星がない。とはいえ、前節の鹿島戦はアルディレス監督曰く「勝っていてもおかしくない」内容で、「いい兆しは見えてきている」としている。
ただ、「自信を取り戻すにはまず勝利が必要」とアルディレス監督が、「今は内容よりもとにかく結果が欲しい」とMF平野が話したように、チームは「勝利」を渇望している状態だ。
しかも今節はホームゲーム。実は、東京Vは味の素スタジアムでの白星は昨年9月18日(2nd5節名古屋戦)以来遠ざかっている。この「8ヶ月未勝利」という事実を伝えると選手は驚いて絶句してしまった。ホームスタジアムを「鬼門」にしてしまわないためにも、是非味の素スタジアムで上昇のきっかけを掴みたいところだ。
さてその東京Vだが、FW平本は先発に戻りそう。しかしDF米山の怪我は未だ完治しておらず、MF山田も木曜日の時点では別メニュー調整、腰痛が再発したMF小林大悟は治療に専念しており欠場が濃厚だ。最終的なメンバー構成についてアルディレス監督は「ぎりぎりまで考えたい」としている。
そんな中、間違いなく人が変わるのはGK。出場停止の高木に替わり、出場が確実視されているのが水原大樹だ。
水原は昨年横浜FCから東京Vに移籍してきたものの、なかなかチャンスが与えられずベンチを温め続けてきた。出場はわずか1試合、昨年7月24日のナビスコカップ広島戦(3-1で勝利)のみ。柏戦で先発すればそれ以来の公式戦で、移籍後リーグ戦初出場となり、J1での出場は約10年ぶりのことだ(95年、名古屋在籍時)。
前節の鹿島戦、レッドカードがGK高木に出されたその時、控えGKとしてベンチにいた水原は3枚の交代枠が使い切られていたことにじっと唇を噛むしかなかった。「俺がゴールマウスに立てれば絶対に止めるのに」。1ヶ月前に鹿島スタジアムで行われたサテライトリーグでPKを止めたばかりで、いいイメージがあった。
が、現実は自分はピッチに入ることは許されず、ワシントンがPKを止めてくれることを、ただただ必死で祈っていた。
水曜日に行われたミニゲームで先発組に入った時初めて、自分に柏戦での出番がきたことを実感した。アルディレス監督からは「いつも通りにプレーしてくれ」と一言。
その言葉通り、今「普段と同じ気持ち(水原)」でキックオフの瞬間を待っている。93年にプロ入りしたベテランがJFL、J2と渡り歩き再びJ1の舞台に本当の意味で帰ってきた。「J1では新人です」と笑う水原は、味の素スタジアムには何度も通ったがプレーするのは初めて。「わくわく感はありますね。楽しんでやりたい(水原)」。そして「自分が入ることで流れを変えて、チームがいい方向に向かえれば」と、自らチームにとってのラッキーボーイになるつもりだ。
一方で「2-1で勝つのももちろんいいけど欲を言えば1-0もいいかな…自分のためには」と本音もチラリ。チームに勝利を呼び込むと同時に、自身の道を切り拓く活躍を見せることができるか? この試合いちばんの注目プレーヤーだ。
対する柏も、同じく結果が付いてきていない。ここまで2勝4分5敗で順位は依然降格圏。開幕以来同じメンバーで戦ったことがなく、チームは試行錯誤を繰り返している。
しかし前節新潟戦(0-0のドロー)のあと「2試合続けていい試合ができている」と波戸が話したように、あと一歩のところまではきている。
近藤、中澤、土屋、波戸の4バックと小林祐三、明神のボランチで構成するDF陣には「安定感が生まれている(早野監督)」。実際このメンバーで戦ったここ2試合では1失点のみ。となるとあとは得点力か。現在、リーグワーストタイである「9得点」という攻撃陣の奮起に期待したい。注目選手は今季初ゴールを狙う玉田。エースFWの得点はそれだけでチームに勢いをもたらすはずだ。
今週も非公開練習を行ったため、メンバーに変更があるかは微妙。ただ、「攻撃の形はできている(明神)」ことから、大きな入れ替えはないだろう。
両チームの勝ち点差はわずかに1(東京V11・柏10)。ひとつ勝てば大きく順位は入れ替わる。共にいいムードで中断期間を迎えるためにも負けられない一戦だ。
以上
2005.05.13 Reported by 高木聖佳
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