5月21日(土)J2 第13節 甲府 vs 山形(14:00KICK OFF/小瀬)
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第2クールに入ったJ2リーグは、首位京都が勝ち点29で独走状態だが、2位以下はまだまだ混戦。2位の山形(勝ち点20)と6位の湘南(勝ち点18)は勝ち点差2と僅差。1ゲームで2位と6位の順位が入れ替わる。
今節、2位の山形をホームで迎え撃つ甲府は勝ち点18で現在5位。第1クール(第3節)では山形がホームで3−1勝っているカードだ。
この両チームは、ともに安定して力を出せる段階には達していないが、甲府は攻撃力、山形は守備力が特徴。甲府のここまでの総得点21はリーグトップ。山形はここまでの総失点が7点とリーグ最少失点。お互いのストロングポイントがぶつかり合う対戦でもあり、いかにウィークポイントをカバーするのかという戦いでもある。
第1クール終盤を3連勝で飾った甲府、2連勝で流れを掴みかけた山形。しかし、ともに第2クールの初戦は勝ち点3を挙げることができなかった。今後の順位を考えると、ストロングポイントを発揮するよりも、ウィークポイントの修正が大きく影響するのではないだろうか。
お互いに、ストロングポイントはある程度発揮できるだけの積み重ねはできているように思えるが、ウィークポイントの修正はできていない。いい時と悪い時の差が大き過ぎるために、引き分けと敗戦を少なくできない。この修正が早く、より正確にできたチームが混戦の2位争いを抜け出すことになる。
ただ、過去のJ2を見れば守備力が高いチームのほうが上位に行く可能性が高い。攻撃力を高めることよりも、ある程度人数を割いて守備力を高めるほうが近道でもあるからだ。
そういう意味では、山形のほうが昇格に近い位置にいるという見かたもできる。GK桜井を中心にした守備陣が、どこまで甲府の攻撃陣を封じ込めるのか注目だ。そして、サイドのカウンター攻撃から、原、チッコの2トップがいかに高い決定力を見せるのかも勝ち点を大きく左右する。
対して、甲府の大木監督は攻守のバランスの取れたサッカーを目指しているが、攻撃力がチームの特徴だ。攻撃の手数の多さという点では一定の成功を収めている甲府だが、前節の仙台戦では研究されてディフェンスラインの裏を封じられた。そうなると、甲府の攻撃力は大きく削がれてしまう。攻撃力が下がれば失点の可能性も高くなる。しかし、頼りになるポストプレーヤー・バレーを最大限活かせばディフェンスラインの前で勝負できる。必ずしも、バレー自身が得点を取る必要はないのだ。それだけのタレントは揃っている。ここ数試合はベンチから外れている、小倉、鈴木(隼)という経験豊富な選手を使うのかという点もポイントになる。また、若手選手の成長も著しく、競争が激しくなっていることも今後の甲府にとって有利な点だ。山形戦に新たな若手が登場して活躍するシーンが見られるかもしれない。
以上
2005.05.20 Reported by 松尾潤
J’s GOALニュース
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