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【J2:第13節 湘南 vs 札幌 プレビュー】スコアレスドローに終わるも内容で明暗を分けた前回。好調をキープする札幌に湘南が借りを返せるか。(05.05.20)

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5月21日(土)J2 第13節 湘南 vs 札幌(14:00KICK OFF/平塚)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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 ホームゲームを落とすなど、札幌は序盤、黒星が先行しスタートダッシュに失敗した。だが第1クール後半から徐々に調子を上げ、いまや上位をうかがう位置にまで詰め寄ってきている。

札幌の上昇気流の節目となったのが、第6節の湘南戦だった。後半14分に池内友彦をレッドカードで欠きながら、相手以上に組織をコンパクトに保ち、幾度か湘南ゴールを脅かしている。決定的な場面で精度の甘さを見せ無得点に終ったものの、最後まで守り切り、そして攻め立てた。数的優位をものにできず口惜しさを滲ませた敵将とは対照的に、「集中力を発揮できた今季いちばんのゲーム。このまま続けていけばいい」と、スコアレスドローながらも柳下正明監督は試合後に満足げな表情を浮かべている。そして指揮官の言葉どおり、札幌は続く京都、福岡という上位陣との連戦も引き分けで凌ぎ、加速を始めたのだった。

 その札幌は前節、堅守を誇る水戸から2点をあげ、ふたたび波を引き寄せようとしている。攻守の切り替えが速く、中山元気ら2トップへ預けるタイミングも素早い。そこに中盤の砂川誠や上里一将らが絡み、また和波智広が左サイドで存在感を発揮する。FW堀井岳也の離脱は痛いが、新人の石井謙伍が周囲と息のあった連係を見せるなど、層も厚くなってきた。「だれが出ても同じサッカーができる」と柳下監督も自信を覗かせるように、長期を見据えたチーム作りが次第に実を結んできた証拠である。

 一方、ここ3試合、引き分けの続いている湘南の上田栄治監督は言う。
「守備は1点未満に抑えているので悪くない。問題は攻撃です。当然のことですが、点を取らなければ勝てないわけですから」
 事実、第8節の水戸戦を最後に、湘南は勝利から見放されている。以降の4試合で1敗3分、とくに計2得点しかゴールを奪っていない現状では、指揮官が渋い表情を見せるのも無理はない。

 第2クールをまえに、上田監督がまず手を加えたのが、左サイドの補強だった。JFL佐川急便東京SCから池田昌広を獲得し、合流直後となった前節の徳島戦で早くも起用している。その池田は、難しい時間帯の途中出場にもかかわらず落ち着いたボールさばきを披露し、精度の高いキックの片鱗も見せた。札幌戦もおそらくはベンチスタートとなるが、ピッチに立てば左サイドの攻撃にスパイスを加えることだろう。

 また右サイドに生まれた新たな可能性も見逃せない。徳島戦の後半に見られた佐野裕哉と鈴木良和のコンビネーションである。佐野が下がり鈴木が追い越す。そこに佐藤悠介の展開力が加われば、上田監督の目論むサイド攻撃もより厚みを増すだろう。あとは前線のゴールを待つばかりとなる。白井博幸とバリシッチを出場停止で欠く今節、よぎる不安を取り除くためにも攻撃面での奮起に期待したい。

「いいゲームだったが続けていくことが大事」前節終了後、柳下監督は湘南戦に目を向けた。自分たちのサッカーができなかった前回の対戦を思い返し、上田監督も言葉を噛み締める。「ベストゲームをやりたい」と、敵将のお株を奪うつもりだ。
 両監督の思いが平塚で、交錯する。


以上

2005.05.20 Reported by 隈元大吾
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