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《ワールドユース2005》★家長昭博選手(G大阪)インタビュー〜1〜★(05.05.31)

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家長 昭博 Akihiro IENAGA
(ガンバ大阪・MF・背番号14)
ガンバ大阪Jrユース‐ガンバ大阪ユース‐ガンバ大阪
1986年6月13日生 大阪府出身 173cm/70kg
Jリーグデビューは鮮烈だった。2004年6月26日、1stステージ最終節、対アルビレックス新潟戦。ガンバ大阪ユース所属のアマチュア登録選手として、Jリーグ初出場となるこの一戦にスタメンで出場した彼は9分、強烈なミドルシュートで初ゴールを叩き込む。
『初出場、初スタメン、初ゴール』の偉業。同じユースチーム出身で、世界に飛び立った稲本潤一を彷佛とする才能に『稲本二世』と呼ばれた家長昭博が示した、最初の才能の片鱗だった。
以後、高校卒業を待たずして8月にプロ契約を果たし、2ndステージには7試合に出場。激しいポジション争いにあって、今季もなかなかポジション定着とまではいかないが、確実な足取りでステップアップを図っている家長選手。
その成長を証明するかのように、U-20日本代表でも左サイドにおける攻撃のキーマンとして注目を集めている。そんな彼に、前編ではガンバ大阪での日々を語ってもらった。(インタビュー:高村美砂)


★「家長昭博選手(G大阪)インタビュー〜2〜」はこちら
将来は「ガンバの左サイドを警戒しろ」と言われる存在になりたい。
‐昨年8月にプロ契約を交わしてから半年を過ぎました。プロになってから自分のサッカーに対する気持ちなど、変化はありましたか?


家長昭博選手(以下家長) その前からトップチームでは一緒にやらせてもらっていたのですが、プロ契約を交わしてからというのは、サッカー選手として自分がやればやるほど、わかりやすく評価してもらえるなっていうふうに感じてます。だからこそ、どん欲になって、より高い評価をしてもらえるよう頑張らなきゃいけないっていう思いはあります。


‐とはいえ、試合にはコンスタントに出場できていない状況が続いています。先日、5/14のセレッソ大阪戦で約2ケ月ぶりに途中出場を果たしましたが。


家長 そうですね。ただ、コンディションはずっといい状態を保てているし、最近は試合に出る出ないは抜きにしても、少しずつメンバーに入っていけるかなぁという感触は自分の中で感じているので、今のこの状態を継続できることを心掛けたいですね。。



‐試合に出られない状況の中でも、自身のモチベーションを維持するために工夫していることはありますか?


家長 正直言って、以前は…というかプロになりたての頃は試合に出られないと、何となくモチベーションが下がってしまう自分がいたというか…。落ち込むまではいかないんですけど、練習中でも何か集中していないなって思う時があったりんですけど、最近はそうでもなくて…。実はあるインタビュー記事を読んでから、そういうことなのか!と思えるようになった。


‐そのインタビュー記事とは?


家長 西野監督が企業報みたいなもので取材を受けていたのですが、そこになるほど、ということが書かれていて…。で、そういうことなんかと…(笑)。
監督は、トップとサテライトの選手とでは何が違うのか、みたいな話をしていたんですね。で、どう書いてあったのかというと『トップの選手とそうでない選手は、自分が持っている力を引き出すメンタリティを持っているかどうかが違う』と。
要は、100%の力を持っていてもメンタリティが追い付かずに60〜70%程度の力しか出せない選手は、結果的にいつも60〜70%の力しかないのと同じだ、みたいな話だったんです。それが自分にすごくあてはまるな、と。だからこそ、今はまず、自分の潜在能力や技術を100%出せるメンタリティを身に付けたいってすごく感じていますね。
プロの世界というのは、自分の力を100%出し切ったとしても、いい結果を残せるかどうかわからないっていうくらい厳しい世界なのに、そこで自分の力が60〜70%しか出せないとなれば、当然、いい結果は出せないと思いますしね。それに、僕の場合、与えられるチャンスもまだまだ少ない中で、常にいいパフォーマンスを出すためには、やっぱりメンタリティの部分での強さは欠かせないな、と。もちろん、技術、体力もまだまだ全然足りていないんですけど(笑)。


‐家長選手の左サイドのポジションは、現在、ユースの先輩でもあるMF二川孝広選手が預かっていますよね。彼の場合、左サイドは本職ではないですが、その本職ではない選手に自分のポジションをとられているという悔しさはありますか?


家長 誰にとられているかではなく、自分が出ていないということは悔しいですよね。ただ、ガンバのレギュラークラスの選手っていうのは、Jリーグの中でもレベルが高い選手ばかりですからね。そう簡単にはレギュラーになれないのもわかっています。でも、だからこそ、その中で自分がレギュラーで出られるようになった時っていうのは、いまよりひと回りも、ふた回りも成長できているっていうことですからね。少しでも早くそうなりたいし、ならなくちゃいけないって思います。


‐メンタリティ以外に、プレー面でレベルアップが必要だと感じている部分はありますか?


家長 本職がサイドなんで、もっと運動量を増やすということですよね。これは監督からも言われていることで、自分の中でずっと課題だと感じている部分です。あと、攻撃において、もっと自分のいいところを磨いて、左サイドから積極的に仕掛けていくということをしていきたい。その上で将来的に、相手チームから、ガンバの攻撃は左サイドを警戒しろって言われる存在になりたいですね。


04年Jリーグデビュー当時


‐そのために、努力していることはありますか?
 トレーニング中も含め、生活リズムを変えたり、何か工夫をしたりとか?


家長 生活リズムは…なんと、中学から変わってない(笑)。とにかく、ゆっくり過ごすのが好きなんで…時間ができたらボッ〜として…っていう感じですね。
あと、食べるものについては、自分でお金を稼ぐようになってから美味しいものも食べるようになりました(笑)。といっても、特別なものを食べているわけではないですよ!ただ、好きなものを我慢せずに食べているというか…食べ過ぎないようにだけ注意してますけど(笑)。あとは…まだ背が伸びるように、って願いながら、毎日、牛乳を飲んでる(笑)。
それから、フィジカル面についてはサイドの選手はインターバルのトレーニングをすることが多いので、そういう時でもさぼらず、いろんなことを意識して、きっちり最後までやるということを心掛けています。

家長が、Jrユースからを過ごしたガンバ大阪での話はここまで。
後編では、「子供の頃から知っている(家長)」同じ関西出身の前田俊介(広島)や本田圭佑(名古屋)と一緒に戦うU-20日本代表での話をはじめ、目前に迫るワールドユース、彼が思い描く将来のビジョンなどについて話を聞いた。お楽しみに!


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