○小野伸二選手
「アブダビ合宿2日目ですが、気持ちよくやれました。
（練習での指示については）細かいことは言えませんが、カウンターに備えた練習でした。ボランチと3バックとの間を開けないように気を遣っていた。
（キリンカップでの2連敗について？）負けた直後はさすがに落ち込んだ感じでしたが、バーレーン戦に向けて気持ちを高めています。ここにきてみんなの話の中にサッカーのことが出てきたので影響はもうないと思います。サイドからの崩しの精度が低かったから、サイドの精度を高めていきたい」

○大黒将志選手
Q:最後のシュート練習では3本連続で決めてましたが、体調はいかがですか？
「体調はいいですよ。気候にも慣れてきました」

Q:キリンカップで2連敗したことの影響は？
「反省して失敗を成功につなげていきたいです。反省するべきところは反省して次に備えるだけです。
（Ｗ杯最終予選のバーレー戦では）得点できるように頑張ります」

○宮本恒靖選手
「こういう気候の中では、集中力を高めることが大事だとみんな考えている。1対1の局面では、後ろの人間がサポートするようになればいいと思う。とにかく守備の意識が大事になる。
（バーレーンは先日のサウジアラビア戦では）ダイレクトでつないでラインの裏に出すボールで得点が生まれていた。1人1人のFWに強さがある。（バーレーンが負けましたが）親善試合なので…ね。（試合を見て）ミーティングとまではいかないですが、相手がこうしてきたらどうするのかを話した。今日の練習は、監督の熱さを感じられたいい練習でしたね」

○田中誠選手
「攻撃的な選手たちがオーバーラップしたときに誰が帰るのか、ということの確認を行いました。
キリンカップのUAE戦では、日本のホームでしたし勝ちたかったのでイケイケでしたね。ただ、今度は逆。相手が出てくるところを守りながら、ぼくらからカウンターで返せばいいと思う。失点Oに抑えることがぼくらの仕事です」

Q:練習終盤のシュート練習中に、逆のピッチサイドでディフェンスの中澤選手、宮本選手と3人でボールを回していましたが、あの練習に関して監督からはどんな指示があったのですか？
「あれは監督からの指示ではないです。シュート練習をしてましたが、あそこまで上がることはないので、その時間を利用してボール回しの確認をしてた感じです。サイドチェンジとか意識してましたね。早い段階で得点が入れば気持ち的には楽になりますね」

Q:暑さの影響は感じますか？
「日本の運動量が落ちることもあると思う。そこで我慢してカウンターにいければ…。UAE戦みたいに高い位置から行く、ということはない。引き分け以上でいければいいと思う」

Q:ということは去年の1次予選、アウェイのオマーン戦のイメージ？
「そうですね。間延びしないように中盤のスペースを消しながらやりたいけど、やってみないとわからない。うちはベタ引きというわけではないと思う。普通と同じようにやりたい」
　

○中澤佑二選手
「1対1で負けなければいい。ツネさん（宮本）とは頻繁ではないですが、話はしてます。ぼくの意見をツネさんがかみ砕いてくれれば…と思う」

○三都主アレサンドロ選手
「点が取れないことについては、心配はしなくていい。これまでも大事な試合の時に（FW陣が）点を取ってきてくれた。そのへんは自分たちも信じ合わないとダメですね。自分の仕事をやり続けるだけですね。
（守った上で）FWの前にボールを出してゴールを決められればと思う。最後まで集中していければ…。最近点は取れていませんが、形は作れているので、点を取れることを信じています」

Q:できればイエローカードはもらいたくないですね（三都主選手はバーレーン戦で1枚警告を受けており、もう一枚もらうと規定により次戦が出場停止になる）。
「もちろんそうですが、この試合にW杯出場がかかっていますし、もし危ない場面があれば積極的にいこうと思います。とにかく勝ち点3を取りに行きたい」

○中村俊輔選手
「残留したことで試合にのみ集中できますね。とにかくバーレーン戦は勝ちたい試合です」

Q:キリンカップで2連敗しての合宿入りですが？
「試合についてはネットで見たり、電話したりして聞きました。勝敗よりもどれだけチャレンジをしたかが大事だと思う。
（UAEの気候は）夜でも暑いので、昼間はかなり暑そうですね。ただ、個人的には暑いのは好きです」


○柳沢敦選手
「暑いですね。
この試合でW杯出場を決めたい。こういう中で戦いたいと思ってきました。このアウェイの2連戦の間で決められれば最高ですね。とにかく前向きにいきたいです。

Q:メッシーナへの完全移籍が決まりましたが、来季の動向が決まると気持ちも楽なのでは？
「あいまいな状況が続かないのはいいことだったと思います」

以上