6月4日(土) 2005 ヤマザキナビスコカップ 第5節
C大阪 1 - 1 名古屋 (15:00/長居/6,195人)
得点者:'33 古橋達弥(C大阪)、'55 中山悟志(名古屋)
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前半15分、C大阪の西澤明訓が負傷退場。「試合が始まって最初にくさびのパスを受けた際、相手DFからチャージを受け、無理してボールのほうにいって腰を痛めてしまった」(小林伸二監督)のだ。代わって黒部光昭が1トップに入り、仕切りなおした形だった。
33分、古橋達弥のショートコーナーを森島寛晃がつなぎ、再び古橋に。「逆サイドに早いボールを入れようとした。誰かに当たって入ってくれればいいと思っていた」(古橋)というクロスボールがゴールマウスに吸い込まれ、C大阪が先制。相手に押し込まれる時間帯が続いていたが、ようやく主導権を握ったかに見えた。
しかし、名古屋のネルシーニョ監督は、「前半の内容は悪くなかった」と振り返る。「我々のテーマはセレッソのカウンターを抑えることだった。それがうまくいった」。失点シーンについては、「(山口)慶と杉本(恵太)を交代させるときに、セットプレーのポジショニングに迷いが出た」と説明、ダメージはそれほど大きくなかったことを強調した。
後半に入るとそれが証明された。前半33分、杉本をもともと山口が入っていた右サイドに送り込んだネルシーニョ監督だが、後半の頭からは杉本を本来のポジションであるFWに戻し、平林を右サイドに移したのだ。これが効いた。
後半が始まって10分が経過した55分。スピードに乗ってゴール前に進んできた杉本にC大阪のDF陣がひっぱられると、もう1人のFWである中山悟志が、スペースに猛然と走りこんできた。杉本が流したボールを中山は難なく蹴りこみ、名古屋が追いついた。得点源であったマルケスがチームを去った直後の、また移籍したばかりの中山にとっては新天地での初めての試合。「今日はチームにとっても自分にとっても大事な試合だった」と話した中山が、『これからは俺に任せろ』といわんばかりのゴールで存在をアピールした。
なんとしても勝点3を取りたいC大阪・小林監督は、早めに交代のカードを切り続けた。62分に森島を下げてファビーニョをトップ下へ。「森島には連戦による疲れが見えた。ファビーニョがサイドに流れてプレーすることで、前線の黒部の足元にボールが入るはず。だから躊躇なく代えた」(小林監督)。さらに70分には、ボランチの布部陽功をベンチに下げて、柳本をリベロの位置に入れ、ブルーノ・クアドロスをボランチに上げるという、これまでになかった交代を敢行。1点を取るための攻撃的な布陣が完成し、C大阪が最後までボールを支配したものの、ゴールには至らなかった。
この試合に関しては、「グループ1位で予選突破」を目標に掲げていたC大阪のほうがモチベーションは高かったはず。しかし、気持ちとは裏腹に結果は出なかった。Dグループでは清水が1位通過を決め、C大阪の1位は消滅、最終戦に「2位での予選通過」の望みを託すことになった。名古屋のナビスコカップ予選敗退も決まったが、新戦力の活躍は大きな収穫になったはずだ。
以上
2005.06.04 Reported by 横井素子
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