6月11日(土)J2 第16節 札幌 vs 徳島(14:00KICK OFF/札幌ド)
-リアルタイム速報はこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
----------
「先制点を取って優位をつかむ」というプランで3連勝してきた札幌だが、前節(第15節)・仙台戦では開始5分で早々に失点すると、バタバタと前半20分までで3失点を食らい、結局0対4の大敗。柳下監督は試合後「油断があった」と振り返り、今週はそうした緩んだ空気を一掃しようと、練習中の選手たちは引き締まった様子を見せている。
一方の徳島は前節・横浜FC戦では開始8分で先制点を挙げ、2対0のスコアで第3節以来の勝利、さらに念願の今季ホーム戦初勝利を果たし、手応えをつかんだところだ。
先制点を取られて連勝が断ち切られた札幌と、先制点を取って久々の白星で上り調子の徳島。この試合に入るまでの流れは対照的だ。
試合の優位をつかむには、ダイナミズムだ。相手より早く、長く選手が走って、大きくボールを動かし、相手を揺さぶる。チームの中で、どこがダイナミズムの発火点となれるだろうか。
この一戦に向け、札幌の目新しい点としては中盤の底と右サイド。今週の紅白戦ではこれまでDFで起用されていた西嶋が中盤の底に移っている。西嶋は「まずディフェンスで相手の攻撃の芽をつぶし、攻撃面では逆に自分が起点となり、前(2列目)の砂川さんと上里を思い切って攻めさせるようにしたい」と狙いを語る。元来攻撃的なプレイが好きな選手だけに、3バック陣を背後にしながら、前方へとパワーシフトできるきっかけになれば面白い。
そして右サイドは、ここ4試合先発だった徐が左足太もも肉離れで離脱し、岡田が復帰の予定。岡田は徳島戦に向け「前に対戦した時とはマッチアップする選手が違ってくると思うけど、先手を取りたい」と意欲的。柳下監督も「チームで最も走れる選手」と岡田の高いポテンシャルがうまく爆発し、ダイナミズムの源になることを期待している。第1クールの時(第9節)に岡田がマッチアップした徳島の左サイドは片岡だったが、前節では大場になっている。メンバーの変化はどちらにとって吉となるか。
一方、徳島が持っている課題は、得点力のアップ。前節・横浜FC戦でも、相手が2人退場になったにも関わらず、2点目が取れたのは後半44分という終了間際。羽地、小山の両FWが「もっときっちり決めなければいけない」と試合後語ったように、攻め続けて優位をつかみたいと挑んでいる。
徳島は両サイドも効果的に使うが、早めに前線へボールを入れ込む展開もダイナミズムの源となっている。羽地らFW陣が滑らかに走ってボールを追い、DFラインに揺さぶりをかけ、どんどん押していく。そうして相手を崩しにかかった後に、最後のワンプレイ、枠内へ蹴りこむところまで届くかがテーマとなる。
柳下監督は「どちらにとってもゴール前のプレイが増えるのでは」とにらんでいる。お互いに自ら先にプレイを仕掛けていくのを身上とするチーム同士。双方共に狙いが実れば、打ち合いになる可能性も秘めている。
今週の札幌はYOSAKOIソーラン祭りが日曜まで開催中で、市内のあちこちで熱い踊りが展開されている。その最中に、札幌ドームでも威勢のいい「祭り」が展開されるか、楽しみにしたい。
以上
2005.6.9 reported by 永井謙一郎
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第16節 札幌 vs 徳島 プレビュー】お互い先に仕掛けるチーム同士の対決。ダイナミズムの源はどこになるか(05.06.11)















