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【FIFAワールドユース選手権 U-20オランダ代表 vs U-20日本代表 プレビュー】タレント揃いのオランダに、完全なアウェイの中で立ち向かう日本代表。平山の高さ、キャプテン兵藤の国見高OBコンビに期待。(05.06.11)

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●FIFAワールドユース選手権オランダ
6月10日(金)27:00キックオフ(日本時間)/オランダ・ケルクラーデ
U-20オランダ代表 vs U-20日本代表
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6月9日19時から、U-20日本代表は初戦オランダ戦の試合会場となるケルクラーデ・リンブルグスタジアムで公式練習を行った。45分間限定となる本番前最後の練習。選手たちは時間を惜しむように、芝とキックの感触を、ピッチレベルからの視界を碓かめた。
1秒たりとも無駄に出来ない、45分限定の公式練習。選手たちは開始時間の19時の約10分前にピッチの脇でアップを行い、19時ちょうどにピッチに入る。丁寧に、試合に思いを馳せながら、ボール回しを行う。続いて行ったのは10分×2本の紅白戦。
主力というべきビブス組に入ったのは、
GK:西川(大分)
DF中村(福岡)、増嶋(F東京)、柳楽(福岡)、水本(千葉)
MF小林(柏)、本田(名古屋)、兵藤(早稲田大)、家長(G大阪)
FW平山(筑波大)、苔口(C大阪)

オランダに4-4-2で臨むことは変わらないが、前日から4バックのセンターに柳楽(福岡)を起用。小林(柏)をボランチに上げ、もう一人のボランチに攻撃的な選手を組み合わせるテストを行っている。また、これまで先発組の2トップに入ることの多かったカレンを外し、苔口を試していることについて、大熊監督は「カレンがいいとか悪いとかではない。彼を信頼しているけど、今はチームとしての布陣を試している」とコメントしている。

このメンバーは、試合前日だからと本番でのスタメンを試しているというわけではなく、様々な組み合わせテストを行っているに過ぎないともいえる。指揮官が、3試合を通して「スタメンの11人でなく、オランダにきた21人全員で戦う」とコメントしていること、またカレン自身の調子が上々なことを考えると苔口の先発は考えにくい。
ここに来て、主力というべき紅白戦のビブス組のメンバーが頻繁に入れ替わった。印象的なのは、この事態を受けたほとんどの選手が「先発はまだわからない。本当に監督から発表されるまでわからない」と困惑の表情を見せる中、兵藤(早稲田大)は「もうだいたい決まっているとは思う。いくつか悩んでいるところはあるだろうけど」とコメントしていること。昨年のAFCユース前、ワールドユース前最後の海外遠征となったブラジルでなど大切な局面で常に故障を抱えてきた彼が、ほぼ100%の状態で、キャプテンとして臨むこの大会。明るさと落ち着きを見せている。どんなにシステムをいじっても、彼自身には相手の3枚の中盤(4-3-3のため)を抑えることと、前線への絡みが求められる。もっとも消耗の激しい役割を任されることになる。

日本の初戦の対戦相手・オランダは、もちろん今回のFIFAワールドユース選手権開催国。開幕日の試合ということもあり、日本戦のチケットは完売と聞く。
地元開催の今大会には、本気モードの強化とメンバー招集を行っており、開幕前の準備として、U-20日本代表が5/24に豊田で壮行試合を行ったU-20チリ代表と6月4日に対戦。A代表に招集されているDFマドゥロ(アヤックス)、FWバベル(アヤックス)ら3選手を欠きながら、2-1で勝利をおさめている(U-20日本代表とU-20チリ代表戦は、1-1の引き分け)。A代表の3選手以外にも、大熊監督が「未体験ゾーンだろうね」と言う前線には、プレミアリーグで活躍するFWコリンズ・ジョン(フルハム)、FWクインシー・オウス・アベイ(アーセナル)らビッグネームが揃う。
しかしA代表と掛け持ちする看板選手3名がU-20チームへ合流したのはワールドカップ予選フィンランド戦を戦った翌日、つまり初戦前日の9日。しかも、マドゥロはフィンランド戦にも招集されており、ワールドユースの初戦・日本戦への出場は微妙だという。また、前線のタレント陣がディフェンスはほとんど行わないという「諸刃の剣」の側面も見せる。浅めでフラットなラインを引く4バックには、これといったタレントもおらず、チームとしての統制も今ひとつ。フィジカル的にも強さを見せる選手はおらず、このDFラインの裏を突いていく戦い方をすれば、日本の勝利も決して夢物語ではない。

「見た目は悪くても、まずは長いボールを入れていかないと」と兵藤。特に早い時間帯は、日本は平山(筑波大)という武器を使った戦いを挑むことになるだろう。

前日練習では、紅白戦の後、ポジションごとにキックを蹴ったり、ロングボールへの対応を確かめたりして、集中した45分を終えた。
ピッチを引き上げてきた選手たちは一様に笑顔。特に増嶋(F東京)は「このチームには大舞台に強い選手が多いから楽しみです。日本からお客さんも来ているみたいだし、がんばりたいですね」と練習後の表情というよりは、試合前のワクワク感を隠せないでいる。

「ここまで来たら選手を信用して送り出したい」と大熊監督。
キックオフは日本時間の6月10日、深夜となる27時。翌日の睡眠不足は覚悟して、ぜひ開催国のオランダと完全アウェイの中で戦うヤングジャパンの戦いに、テレビ越しの声援を送っていただきたい。


以上

2005.06.09 Reported by 了戒美子
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