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《ワールドユース2005》★水本裕貴選手(千葉)インタビュー〜1〜★(05.06.11)

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水本 裕貴 Hiroki MIZUMOTO
(ジェフユナイテッド千葉・DF・背番号27)
御薗中−梅村学園三重高
1985年9月12日生 三重県出身 183cm/72kg
高校時代(梅村学園三重高)まではほぼ無名の存在ながら、オシム・千葉に入って以来大きく成長中の水本裕貴。プロ1年目の昨年は、チームメイトの負傷があったとはいえ5試合に出場。「あれはもう昔の話」と本人は言うが、7月のレアル・マドリードとのプレシーズンマッチではフィーゴと堂々とマッチアップする姿で存在を印象づけ、これがきっかけとなってリーグ戦でのスターティングメンバーの座を手に入れた。

1対1に強く、足下の技術も確かなセンターバックだが、U-20日本代表にとって大きな武器となっているのはそれだけではない。「持ったら前へ」という強い意識。時には前線に顔を出し、相手をかく乱する。ユーティリティさが求められる大熊ジャパンで、左ストッパーにほぼ固定して起用されてきた数少ない選手だ。

穏やかな素顔の影に隠れる強気な性格は、今のU-20日本代表になくてはならない存在でもある。前編は、昨年のAFCユース選手権からここまでを振り返ってもらった。(インタビュー:了戒美子)
AFCユースの時よりチームは進歩してる。コミュニケーションがかなり取れてます。
−この世代の最初の大きな目標だった、昨年のAFCユース選手権を今、振り返るとどう感じますか?


水本裕貴選手(以下水本) 初めて『優勝しなきゃ』っていう思いがあった大会。とりあえず最低2位、プラスの目標は優勝っていう雰囲気でしたね。ただ、自分の場合はそこまで意識はしなかったですね。



−どうしてですか?


水本  なんでですかね。順位よりも、自分は『やらなきゃ』みたいな感じでした。周りがどれだけ騒いでも、プレーするのは自分たちだから…みたいなのはありましたね。オシムさん(千葉/監督)も『試合前にああしろこうしろっていうのは言えるけど、ピッチに立てば、やることが変わってくるんだ』ってよく言います。『試合前に言ったとおりに全部出来れば、試合は全部勝てる』って。ピッチに入ったらそうはいかない、戦うのは周りでなくて自分なんだって…。
注目されるっていうのはいいことですけど、自分たちの力っていうのを、そこまで過大評価しないですし。


−注目の中で行われた昨年のAFCユース選手権での戦いぶりは?


水本 今はその当時とメンバーが変わったりしてて、チームとしてちょっと進んだかなって感じがありますね。それまでは話し合うっていう機会が少なかったし、プレーに関してそんなしょっちゅうは話し合いをしなかった。今はその頃に比べるとかなりコミュニケーションはかなり取れてますね。


−いっしょにDFラインを組む増嶋選手(F東京)も、あの時の『蹴る』ばかりのサッカーはもうしないと話しています。


水本 そうですね。あんなサッカーばっかりしてたら、たぶんみんながキツイですね。いつもぎりぎりで…ボールも回せなかったですし。ディフェンスラインでボールをもうちょっと落ち着かせることができれば、FWにも余裕ができたと思いますけど、すぐに蹴るからFWにも負担をかけてしまった。どうしても危ない場面では簡単に逃げちゃって、1人かわしてみたいな、そういう余裕はなかったですね。


−その後、U-20日本代表として今年に入って2度の海外遠征を経験しました。


水本 カタール国際大会はオフあけ(1月上旬)っていうこともあったし、コンディションの面でうまくいってる選手といかなかった選手とがいて、余りよくなかった。…ということを含めるとまあ、カタールよりもブラジル遠征(3月下旬)のほうがいい経験になったんじゃないですか?


−ブラジルに行ったのは初めてですか?


水本 はい。最初はこてんぱんにやられましたけどね。全然楽しくなかったです。「ここまで来て、何やってるんだよ」っていう感じで(苦笑)



−ブラジル遠征に行ったことで「成長できたな」って感じた部分はありますか?


水本 最初は、前からボールを取りにいくって感じでやってた。でもブラジル人相手にボールを取りにいっても取れないじゃないですか。だからああいう結果(1勝2分3敗)になったということ。それが、よくわかった。
ちょっと引いて戦術としてチームで守るようになって、ある程度は結果もついてきだした。だから、「(ワールドユース選手権の本番では)ちょっとやれる」って、みんな感じてると思うんですよ。
ただ最初からボールを取りに行って、あれだけ(失点を)食らってるってことを考えると、まだまだやらなきゃいけないことが多いって強く感じましたね。


−課題はありますか?


水本 やっぱりコーチングの部分ですね。いちばん後ろが、状況がいちばん見えるわけじゃないですか。だから、前の選手を助ける声っていうのは、出さなきゃいけないと思う。


−4バックにすることになって、連係の強化が必要ということですね


水本 そうですね、オフェンスの人たちも頑張ってくれてるんで、かなり助かりますけど…。逆に、攻撃の部分では自分たちが助けないと…っていうのがありますね。チームとして戦わないと…っていう部分を感じますね。
負けないためには失点を許してはならない。そのためにはDF陣がチームを引っ張っていく必要がある。その自負と責任を強く感じさせるコメントがこの日の水本の口からは続いた。
AFCユース選手権からの流れを振り返ってもらった前編はここまで。後編はこの世代の代表チームで先発出場を続けてきた水本が見据える世界の舞台について。DFの目線の先に、目前に迫ったワールドユース選手権、『世界』はどのように見えているのだろうか。


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