6月12日(日)J2 第16節 水戸 vs 山形(14:00KICK OFF/笠松)
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いよいよ全国的に入梅。土曜日(6月11日)は時折の雨とジメッとした湿気が水戸地方を包んだ。梅雨前線が運ぶ湿度と気温の上昇の中、リーグ中盤戦、さらに厳しい状況での戦いを選手たちは強いられることになる。12日(日)の予報では『降水確率30%』ということなので日中の雨の心配はなさそうだが、多少水を含んだピッチと14時キックオフという過酷な条件の中、自分たちのサッカーをやり切れるかが鍵になりそうだ。
山形は、前節、首位を独走している京都に1-3の完敗。荒天によるピッチの状態やハーフタイムでの天候待ちによる中断など戦いにくい要因はあったものの、それは相手も同条件。集中が続かなかったことや大事な場面でのミスなど、これから上位を目指すには修正すべき基本的な課題を山積とした内容だった。オフェンス面にしてもしかりで、守備面で安定感が見え始めた水戸に対し、チッコのポストプレーと外からのクロスだけの組み立てに終始するようだと連敗の可能性も低くない。FW阿部の動きが前節光っていたが、水戸は阿部が最前列から中盤に戻り基点となることをケアしてくるはず。その展開が抑えこまれたときに、山形はどのように水戸ディフェンス陣を突破していくのか注目してみたい。
一方の水戸。今節はエース・デルリスを出場停止で欠き、さらに、今シーズン成長著しい2年目のMF小椋が疲労骨折と、厳しい台所事情となっている。前田監督が提唱するサッカーは『まずしっかり守り、失点しないで攻撃機会を得る』ことがベースとなっているが、それには中盤でのプレスが肝で、そういう点で小椋という選手は高いパフォーマンスを発揮し貢献度も高かった。1トップを任せられるデルリスと、そして小椋までも欠場。同ポジションで実績のあるFW磯山も今ひとつの状態だし、MF北島も肉離れで戦線離脱。
これだけの厳しい状況で水戸・前田監督がどのようなシステムで臨むのか見ものだ。従来どおりの4−5−1で行くのか。それとも、4−4−2にするのか。後者の場合、今後なおも長く続いていくリーグ戦を見据えた上での、『デルリスに依存しない違う勝ち方』への布石の意味もこめられたものになるだろう。また、今節、新加入選手がデビューすることも大いに考えられる。トップそしてアウトサイドもこなすFW渡部や、中盤でのバランス能力に秀でたMF金などがそうだ。主力選手の欠場という背景があるにせよ、こういう新たな選手には、アピールできるチャンスに力を存分に発揮してもらいたいし、それこそがチームが強くなっていく必要条件だと感じる。
現在、水戸は10位。そして山形は5位。しかしながら勝ち点差はわずかに『5』しかない(16節の暫定順位)。1節ごとに順位が入れ替わる激戦の順位争いの中、山形が前回対戦(山形0−1水戸@山形県)の雪辱を晴らし、上位争いに名乗りを上げるのか。はたまた水戸がホームの意地を見せ、同一カード連勝をもぎ取って中位争いに踏みとどまるのか。いずれにしてもこのカード、またしても1点勝負の緊迫した戦いになりそうだ。
2005.06.11 Reported by 堀高介
J’s GOALニュース
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