6月16日(木)25:00キックオフ(日本時間)/ドイツ・ハノーバー (フジテレビ系列 24:50〜27:00)
日本代表 vs メキシコ代表
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2006年ドイツワールドカップ・アジア最終予選を苦難の末に突破し、3大会連続出場を決めた日本。灼熱のバンコクでの北朝鮮戦から1週間あまり。ジーコジャパンは休むまもなく来年のワールドカップ開催国・ドイツに入った。そして明日16日から来年のワールドカップの前哨戦となるFIFAコンフェデレーションズカップ2005に挑む。
初戦の相手は北中米カリブ海チャンピオンのメキシコ。豊富な運動量と小刻みでリズム感あふれるパス回しを特徴とするサッカースタイルは日本とよく似ている。この相手に勝つことがドイツワールドカップでの成功につながるはずだ。
8日の北朝鮮戦後、いったん帰国し、11日にはドイツへの旅路についた日本代表。気温35度のバンコクから気温10度のハノーバーへ移動し、選手たちは著しい環境の変化に直面した。初戦を迎えるまでのトレーニングではフィジカル的なメニューを織り交ぜつつ、8対8の戦術確認、紅白戦などを実施。徐々に欧州の気候に適応し、コンディションを上げている。そんな状況だが、バーレーン戦、北朝鮮戦で内容ある勝利を収めた彼らからは今、大いなる勢いが感じられる。
ジーコ監督は「コンフェデレーションズカップは単なる腕試しではない。もちろん全力で勝ちにいく」と普段通りの強気を崩さない。チームとしてもメキシコ、ギリシャ、ブラジルからなるグループBで2位以内に入り、決勝トーナメントにコマを進めるのが目標だ。前回の2003年フランス大会では、初戦のニュージーランドに勝ったものの、フランスとコロンビアに破れ、予選リーグ突破を果たせなかっただけに、今回こそは結果を出す必要がある。
まずは明日のメキシコ戦だが、守備の要・中澤佑二(横浜)が負傷で離脱。日本代表は最終ラインの変更を強いられることになった。明日の予想スタメンはGK川口能活(磐田)、DF(右から)田中誠(磐田)、宮本恒靖(G大阪)、茶野隆行(磐田)、右サイド・加地亮(F東京)、左サイド・三都主アレサンドロ(浦和)、ボランチ・中田英寿(フィオレンティーナ)、福西崇史(磐田)、2列目・中村俊輔(レッジーナ)、小笠原満男(鹿島)、FW柳沢敦(メッシーナ)の3−4−2−1。中澤と茶野が入れ替わった以外はバーレーン戦と同じ布陣だ。
バーレーン戦では中田、中村、小笠原をMFに置いたことで、日本のボール回しが格段と速くなり、リズムある攻撃ができるようになった。今回対戦するメキシコも中盤でポゼッションしながら攻めを組み立てるタイプ。あえて中盤を厚くすることで主導権を握ろうという狙いがジーコ監督にはあるのだろう。
柳沢を1トップに据えるのも指揮官の信頼の表れだ。彼はU-20日本代表時代から中村、シドニー五輪時代から中田、鹿島で小笠原とそれぞれコンビを組んでおり、誰とでもスムーズな連係を見せられるというメリットがある。最大の課題だったフィニッシュも北朝鮮戦で克服した。2003年10月に行った海外遠征でのチュニジア戦(チュニス/1得点)、ルーマニア戦(ブカレスト/1得点)で2戦連発した時のように、柳沢には連続ゴールの期待もかかっている。「18歳から見ているが、柳沢はすごく成長した。今、チームにとって最も大切な軸になっているのは確かだ」と指揮官もコメントしているだけに、このメキシコ戦をさらなる飛躍の舞台にしたいところ。
攻撃陣の状態は確実に上向いているが、気がかりなのは守備。田中と宮本は高さがないし、中澤に代わってピッチに立つ茶野も身長は177cmしかない。それでも彼は「絶対に弱気にならず、前に突っ込む気持ちでやりたい」と闘志をむき出しにしている。昨年4月のチェコ戦(プラハ)では202cmの長身ストライカー・コレル(ドルトムント)を完封した経験もあるだけに、明日のメキシコ戦ではその再現を期待したい。彼ら3人からなるディフェンスラインがどこまで世界と対峙できるかもしっかりと見極める必要がある。
今回のメキシコはDFマルケス(バルセロナ)、MFトラド(サンタンデール)の2人を除く全員が国内組だ。とはいえ、近年のメキシコリーグは大盛況でレベルアップも著しい。欧州でプレーする選手が少ないからといって、弱いチームだとは思えない。しかも彼らにはワールドカップ出場12回という偉大な実績がある。彼らは「世界での勝ち方」を熟知しているし、新興国・日本に負けられないという意地とプライドもある。そんな相手に勝ちきってこそ、来年の本大会への布石を打つことができる。ジーコジャパンの真価を問われる戦いがいよいよ始まる。
以上
2005.06.15 Reported by 元川悦子
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