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【J1:第13節 名古屋 vs 大宮 レポート】少ないチャンスをものにした大宮がアウェーで貴重な勝ち点1。(05.07.03)

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7月2日(土) 2005 J1リーグ戦 第13節
名古屋 1 - 1 大宮 (19:00/豊田ス/14,725人)
得点者:'27 クリスティアン(大宮)、'53 古賀正紘(名古屋)
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リーグ再開の初戦。豊田スタジアムに大宮を迎えた名古屋は、ボランチのクライトンを欠き、安も未だケガからの復帰を望めない状態。中山のワントップで4-4-3の布陣かと見られたが、中村をボランチに据え、4-4-2の布陣で望んだ。しかし、序盤から大宮にペースを握られ「誰も攻撃しようというイニシアチブを取っていなかった」とネルシーニョ監督がふり返ったように、バックパスや横パスばかりで、ボールを前に運ぶシーンがほとんど見られなかった。それは前半にシュートがわずか1本という数字にも表れている。

一方の大宮は、前に出られない名古屋に対し、アグレッシブに攻めてゴールを脅かす。27分、左から片岡がドリブルで上がり、ゴール前にセンタリングを上げると、ファーサイドでフリーになったクリスティアンが頭で合わせて先制。「我々のしっかりしたディフェンスで相手にほとんどチャンスを与えず、こちらがしっかりボールを回して優勢にゲームを進められた」と三浦監督のコメント通り、大宮は「してやったり」の得点シーンだった。

後半、ネルシーニョ監督が動く。しかも、本田と角田を下げ、角田の右SBにFWの杉本を置くという驚くべき布陣で。しかしこれが大当たり。俊足で豊富な運動量の杉本が積極的にサイドを上がり、攻撃参加。これにより名古屋の攻撃意識が高まり、中盤の藤田にもボールが集まりだす。連動して、左SBの中谷も前に上がる機会が増えて決定的なチャンスを演出していった。そして53分、右CKからのボールをDF古賀がヘッドでゴールに押し込み、試合を振り出しに戻すと、その後も藤田、両サイドバックの杉本、中谷を中心に、名古屋ペースで試合を進めていった。結局、逆転はならなかったものの、後半は名古屋らしい攻撃的なサッカーを展開して、次へつなげる糧を得たものとなった。

大宮・三浦監督もカードを切るが、「切ってもこちらのペースにならなかった」という試合展開で、後半はシュート数もわずか2本。それでも「勝てるゲームで勝てなかったのは悔しいけど、アウェーで勝ち点1が取れたのは大きい。これを次につなげたい」(久永選手)とチームは前向きだ。

この引き分けで順位を4位から5位に下げた名古屋。3日に浦和と清水が勝てば、さらに順位を落とすことになってし
まう。ネルシーニョ監督が掲げた「7月の6試合で勝ち点12を取る」というテーマは、以前から「ホームゲームで取りこぼさない」と言っていたとおり、ホームで勝ち点3を挙げることが大前提だったはず。残り3試合のホームゲームは、強豪の横浜FM・鹿島・磐田戦。「強いチームに強い」名古屋だが、果たしてこの連戦でその『強さ』をどこまで見せられるか。そして、大宮戦でシュートわずか5本、しかも今シーズンのチーム得点王はDF古賀の4点と、攻撃陣の得点力不足は深刻だ。後半、周りを活かし、活かされる、藤田らしいプレーでチームの攻撃が蘇ったが、完全にフィットするにはまだ時間がかかりそうだ。しかし、後半のような試合運びが続けられれば、順位アップは間違いない。

以上

2005.07.03 Reported by 茂木美佐子
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