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【J1:第13節 柏 vs 広島 レポート】玉田の今季初ゴール!17位柏が2位広島相手にドローに持ち込む。(05.07.03)

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7月2日(土) 2005 J1リーグ戦 第13節
柏 1 - 1 広島 (19:00/柏/9,513人)
得点者:'42 佐藤寿人(広島)、'77 玉田圭司(柏)
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自らへの苛立がつのる。思わず二度三度ピッチを蹴る。

スタンドからピッチまでの距離の短い日立柏スタジアム、悔しさがダイレクトに伝わる。後半30分、大野のラストパスにペナルティエリア内左でフリーで合わせるも玉田が放ったシュートはゴールのわずか左に外れた。ため息に包まれるスタジアムの想いと彼の無念さが交差した瞬間、エースストライカーのゴールへの想いを改めて感じた瞬間でもあった。
そしてその2分後、彼の今季初得点でもある同点ゴールは生まれた。

立ち上がり、キックオフそのまま左サイド平山が運び、中央クレーベルの頭に合わせるもこれは枠をとらえられない。ただ、この日の気合いを示すには十分だった。気合いを示しつつも落ち着いて。それがこの日の柏の戦い。「前線からプレスをかけるのではなく、相手をおびき寄せてカウンター」(早野監督)90分通して、意識統一がされた戦いぶりをしめした。

「相手の気迫は相当なもの。気迫で負けるな」

ハーフタイム、1点リードして迎えたはずの広島小野監督のコメントが物語る。この日の柏はそれほど勝利が必要だった。今季は4月28日以来リーグ戦では4試合、ナビスコ杯も含めると8試合勝利から遠ざかる。なんといってもホームでのリーグ戦勝利は昨年の開幕戦以来ないのだ。どうにかきっかけをつかみたい柏。広島の中盤はダイヤモンドの4―4―2と予想して臨んだが実際は1トップぎみの布陣。ディフェンスのバランスを微調整しながら試合に入る。しかし、前半42分、ディフェンダーのクリアボールを拾われ佐藤寿人に難なく決められる。

一方、1点ビハインドの早野監督、ハーフタイムのコメントはこうだ。

「前半のような戦いでいく。攻撃は積極的に仕掛けていく」前線に張っているとボールに触れないため、引き気味のポジションを取る玉田に「前に張っていろ」と声をかけ、カウンターの鋭さを強調した。それ以外は前半の戦いに手応えを持って後半に臨んだ。
そしてこの日の積極性は選手交代にもあらわれる。後半12分、負傷明けの中澤に代えて大野、小林亮に代え谷澤を投入。後半26分には山下に代え矢野。試合時間を約20分を残し3枚のカードを切り勝負をかけた。

後半32分、玉田の今季初得点は平山の左コーナーキックから。「誰か分からなかったけど、玉田が喜んでたからさ」と土屋が振り返るゴール前の混戦。クールに見えがちな玉田がリーグ戦の1得点にジャンプするほどの喜びを爆発させた。
「フォワードっていうのは点を決めれば乗っていけるもの」と続けた。

「玉田が得点を決めたことをプラスにとらえたい」と試合後会見での早野監督。ホームでの勝利はまたもお預けとなったが、リーグ戦再開のこの日玉田が決めたことは大きいはずだ。「得点は嬉しい。正直ほっとした」玉田のコメントも率直なものだ。これはきっかけにしなくてはいけない、意志統一ができた、そんなドローの1戦だった。

以上

2005.07.03 Reported by 了戒美子
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