7月6日(水)J1 第14節 新潟 vs 神戸(19:00KICK OFF/新潟ス)
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前節、浦和に逆転負けを喫した新潟。ムードを変えるためにも今ホーム戦は落とせない。カギを握るのはMF鈴木慎吾。得点は第3節の横浜FM戦から遠ざかっているが、コンディションは上々。中断期間を通してシュートの感覚を取り戻すことに務めてきた。大歓声の後押しがあるホームでは、より積極的にゴールを狙う。神戸は今回再びパペル監督が就任して初のアウエー戦。手堅く守備を固めて勝機をうかがう。
明るい表情に疲労の色はない。「いつも思っていることだけど、チャンスがあったらゴールを狙う。その気持ちを高めたい」。鈴木慎吾は得点に対する意欲をあらわにした。
3日の浦和戦から中2日のスケジュール。ホーム戦とはいえ、2日に試合を消化している神戸とは調整に1日の差がある。「まず自分の体調を整えること。コンディションはいいですよ。故障もないですし」。利き足の左足、軸足の右足とも練習後、かかさずアイシング。当たり前のことを手を抜かずに続けてきた。それが連戦ではものをいう。
登録はMFだが、4-3-3のシステムでは3トップの左に位置することが多い。得点に絡むことを期待されている。今季はここまでリーグ戦2得点。序盤戦は1対1のシーンを外すなど、もどかしいプレーもあった。「大事なところで外すのは気持ちに余裕がないからかも」。感覚をチェックするため、中断期間は全体練習後にシュート練習に取り組んだ。自分の形を作る、ゴールを前にしたときに冷静になる。「丁寧に、集中して打つ。それだけです」。手応えをつかむために行ったのは基本に立ち返ることだった。
6月の柏との練習試合ではフリーの場面でゴールを決めた。前節の浦和戦では結果を出せなかったが「ゴールに近づいている感触はある」。ホームでのゴールは今季は第2節・大分戦だけ。自分の得点で勝利に貢献したいとう気持ちも強い。
新潟と神戸は今季、ナビスコカップの予選リーグで2試合戦い、いずれも新潟が1-0でものにしている。だが、新潟にとっては勝ちはしたがチャンスをつかみながらも追加点を奪えずに反撃を許すパターンだった。「攻撃の精度を上げて決定機を増やす」。反町康治監督がリーグ再開に向けて挙げていた課題が消化できているかどうかが試される。中断期間では最初の1週間、攻撃のトレーニングに時間を割いた。決定機を増やし、その中でより確率の高いシュートを得点につなげる戦いを目指している。
神戸はバベル監督が「アウエーで守備的に戦うのは当然」と言うように、ディフェンス重視で入る。前節千葉戦は4-4-2。後半に追いつかれたものの、千葉が放った26本のシュートのほとんどをしのいだ。監督交代など落ち着かない状況の中、守備からリズムを作ることに立ち返った。前節の勝点1にはその成果が含まれている。FW播戸竜二が故障中ということもあり、前節と同じメンバーでスタートし、手応えを結果につなげる構えだ。
今後の戦いの基盤を確認するためにも、両チームとも結果に加えて内容が問われる。
以上
2005.07.05 Reported by 斎藤慎一郎
J’s GOALニュース
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